生地はステッチを始める前に刺繍枠にセットします。刺繍枠とは木、プラスチックまたは鉄で作られたデバイスで、内側と外側の輪の間に生地と当て布をしっかりと挟み込みます。刺繍枠はマシンベッドに対して生地をピンと張った状態で押さえ、マシンのフレームに取り付けられます。EmbroideryStudioでは、様々な刺繍枠の中からお好きなものを選択できます。円形、楕円形、四角形などを使用し独自の刺繍枠を定義することができます。
専用の刺繍枠ツールバーでは、以下の事が行えます。
3独自の刺繍リストを設定する。
3EmbroideryStudioに、独自の刺繍枠リストから自動的に刺繍枠を選択させる。
3ドロップリストから自分で刺繍枠を変更する。
3デザインウィンドウで選択した刺繍枠を表示/非表示にする。
3刺繍枠を配置して回転させる。
3ユーザー設定刺繍枠を編集または削除する。
3刺繍枠モードを開始/終了する。
この章では、一般的な刺繍枠に関するシナリオについて説明しています。開始点と終了点の設定、刺繍枠の選択と配置、ユーザー設定刺繍枠の作成、また、生産技術についても説明します。