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表示>自動スタート&エンドを使用し、現在の設定に従い自動スタート/エンド機能のオン/オフの切り替えを行います。右クリックし設定を調整します。 |
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表示>つなぎ糸表示をクリックし、つなぎ糸表示のオン/オフを切り替えて見やすくし、開始点と終了点を決定します。 |
刺繍機の中には、ステッチ前に刺繍枠を正確に配置する必要があるものもあります。刺繍枠の中央からステッチを開始するマシンもあれば、周辺から開始するマシンもあります。針を中央で終了するマシンもあれば、最後のステッチで終了するものもあります。自動スタート&エンド機能は、デザインの最初と最後の針位置を決定します。この機能を使用すると、ステッチの前に針を位置付けるのが簡単になり、針がフレームに当たってしまう危険性も少なくなります。
メモ デザインを自動センタリングするマシンでは、自動スタート/エンド設定は無視されます。
1自動スタート&エンドアイコンをクリックします。緑色の円はスタート点を示し、プラス記号(+)はエンド点を示します。
参考 自動スタート&エンド点の記号は、オプション>デザインを表示タブで有効にできます。詳細は自動スタート&エンド点を表示するをご覧ください。
2自動スタート/エンドボタンを右クリックします。ダイアログが開きます。
3スタート位置方法を選択します。
方法 |
メモ |
スタート点を適用 |
これを無効にすると、スタート点がデザインの最初のステッチに設定されます。 |
刺繍枠内のスタート点の針位置 |
スタート位置が刺繍枠の中心に設定されます。
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自動スタート位置 |
スタート点はデザインの指定した点に設定されます。利用可能なオプション(左上、中央、右下など)から選択します。 |
マニュアル |
スタート点は、初期設定で最後に選択した位置になります。 |
スタート位置をデジタイズ |
スタート点をマークする指示があります。 |
4エンド点方法を選択します。同様のオプションが適用されます。
方法 |
メモ |
エンド点を適用 |
これを無効にすると、エンド点がデザインの最後のステッチに設定されます。 |
スタート点へ戻る |
エンド点は選択したスタート点に設定されます。 |
自動エンド点 |
エンド点はデザインの指定した点に設定されます。 |
マニュアル |
エンド点は、初期設定で最後に選択した位置になります。 |
エンド点をデジタイズ |
エンド点をマークする指示があります。 |
5つなぎ糸の方向パネルで、つなぎ糸を横方向、縦方向、または両方向に整列させるかを選択します。
6つなぎ糸パネルで、つなぎ糸のタイプと長さを選択します。
7確定するには、OKをクリックします。つなぎ糸(ランニングもしくはジャンプ)がデザインの最初と最後に挿入されます。つなぎ糸(Shift+Cを押す)をオンにし、表示します。
3スタートとエンド点のデジタイズを選択した場合、ダイアログを閉じる時に指示があります。プロンプトバーをチェックします。
3必要な針の開始と終了位置を、マシンで確認します。EmbroideryStudioで正しく設定しないと、マシンがデザインを読み取れない場合があります。
3PESファイルフォーマットでは、ブラザーマシンで正しくステッチする為にはスタート点が左上にある必要があります。これはEmbroideryStudioで自動的に処理され、自動スタート&エンド設定は無視されます。
3保存ボタンを使用し、テンプレートに独自の設定を保存します。これは、すべての新しい空白のデザインの初期設定になります。
3ファイルフォーマットの中には、EmbroideryStudioの自動スタートとエンド設定を無視するものがあります。
3チームネームに通常のスタートとエンドを設定しようとすると、問題が起こる場合があります。
3マニュアルでスタート点とエンド点を設定することで、刺繍枠は固定位置にとどまります。これにより、刺繍枠内のどこにでもオブジェクトを自由に配置できます。これは、再度刺繍枠をかける回数を最小限に抑えるのに役立つ為、マルチ位置刺繍枠に特に便利です。
3マニュアル方式は、自動センタリングのようにデジタイズ中に刺繍枠が動き回るのを防ぎたい場合にも便利です。
3すべてセンタリングコマンドは、デザイン全体と刺繍枠を(0,0)位置にセンタリングするのに使用することができます。つまりデジタイズが完了した後に、針を自動センタリングせずに、デザインの周りに刺繍枠を再配置できるということです。
3デザインをマシン上の刺繍枠の位置と、EmbroideryStudioで保存したのと同じたに保つには、自動スタート&エンドダイアログでスタート位置を「刺繍枠内のスタート点の針位置」に設定し、オプション>刺繍枠タブで刺繍枠位置を「固定」に設定します。