セグメントのオーバーラップを調整する

ComplexFill00165.png 

デジタイズ>複合埋め縫いを使用し、ステッチ角度が一つの埋め縫い形状をデジタイズします。右クリックで設定します。

FusionFill00166.png 

デジタイズ>複合ターニングを使用し、ステッチ角度がターンする埋め縫い形状をデジタイズします。右クリックで設定します。

自由形状は、通常いくつかのセグメントがトラベルランニングで繋がれてステッチされます。オブジェクト内のセグメント同士が繋がる部分は、ステッチする時に布地の伸縮によるデザインの歪み(プッシュプル)の影響でギャップができてしまうことがあります。これらのギャップを防ぐには、あらかじめステッチ列のオーバーラップを足しておくことが必要です。

セグメントのオーバーラップを調整するには

3自由形状オブジェクトをダブルクリックし、オブジェクトプロパティにアクセスします。

input00167.png

 

3セグメントの繋ぎ目に生成するオーバーラップ数を調整します。オーバーラップ「1列」はセグメント間にオーバーラップがないことを意味します。オーバーラップ「2列」はステッチの列を1列追加し、セグメントを拡大します。

input00170.png

 

3複合ターニングオブジェクトは、先が細くなるテーパー角度を調整することもできます。この数値はオーバーラップの幅に制限されます。22.5度に初期設定されており、15度から90度の範囲で設定できます。

TaperAngle.png