ARQ

ベルニナキルターフォーマット。

ART

ベルニナフォーマット。

ARX

ESクロスステッチフォーマット。

Automat

Automatは、X-Y座標コードをフレームの動きに変換するシフリカードデコーダー。Saurerマシンは後にスイスで開発され、そのAutomatは現代のマルチヘッドマシンと同じ1/10mmの動きを可能にした。WilcomはAutomatの後継として、WESS (Wilcom Electronic Servo System)を開発した。

BMP

MS Windows(R)ビットマップイメージフォーマット。ビットマップも参照ください。

BRO

Bits&Voltsファイルフォーマット。

CED

データコンデンスファイルフォーマット。

CND

Melcoコンデンス(CND)はメルコ刺繍デジタイズソフトウェアのネイティブフォーマット。CNDファイルはデジタイズされたアウトラインとステッチの数値のみを保存する。

DAT

Hiraoka、Laesser、Wilcom SPESフォーマットのマシンファイルの拡張子。

デザインリピート

シフリデザインは横方向にフレームにフィットする数だけリピートできる。リピートの値は4の倍数で最大96。例えばデザインは各針(リピート=4/4)、一つ置きの針(リピート=8/4)、二つ置きの針(リピート=12/4)などのようにステッチすることができる。

デザインソース

刺繍ファイルが「デザイン(アウトライン)」か「マシン(ステッチ)」に分類されるのに対し、EmbroideryStudioの内部ではファイルはネイティブデザイン、EMB以外のアウトラインファイル、プロセス(処理)されたステッチファイル、EMB以外のステッチファイルの4種類の中のどれかに分類される。デザイン情報も参照ください。

デザインテンプレート

テンプレートを参照ください。

デザインウィンドウ

デザインを表示または変更する為の、デザインが表示される場所。

DW Administrator

DW Administratorは、デザインワークフローデータベースの上級設定の責任者。DW Administratorは、誰がデータベースにアクセスでき、何を見ることができ、何をすることができるかを決定し、情報が格納される分類項目を定義する。DW Administratorは通常会社のデザイン課のマネージャーを指す。その人物には予備知識が不可欠。加えて何をデータベースに入れるのか、どの様にその情報を利用するのかをコントロールする必要がある。

10O

トヨタマシンのネイティブマシンファイルフォーマット。

1つおきにステッチラインを分割

タタミ分割の種類のひとつ。ユーザースプリットも参照ください。

1つおきにステッチラインを分割(ダブル)

タタミ分割の種類のひとつ。ユーザースプリットを参照ください。

3Dフォーム刺繍

このタイプの刺繍は、刺繍する領域の上にフォーム(ウレタン)を置き、立体的な外観を生成する。デザインがステッチされると、針がフォームに穴を開ける。完成したら、使用されていない部分のフォームを引き離す。フォームにはさまざまな色と厚さがある。

3Dワープ

3Dワープはモチーフフィルと一緒に使用して、3D効果を作成する。球体(内)、または球体(外)を使用して、形状を立体的に表現でき、遠近法を使用して、距離感を出す効果も作成できる。

ABCパターンの配置

パターンの配置(ABC)をご覧ください。

COMポート

周辺機器の接続ポイントとして使用される標準のシリアルポート。適切な内部カードが取り付けられている場合、その他のポートが存在する。どのポートがどの周辺機器で使用されているかをコンピューターに通知する必要がある(例:COM1,COM2など)。

CorelDRAWグラフィックス

CorelDRAW® Graphics Suiteアプリケーションがアクティブになるモード。

CPU

Central Processing Unit(中央処理装置)の略。

CSD

POEM/Singer/Huskygramファイルフォーマット。

DPI

スクリーンまたはプリンターの解像度の測定法で、1インチあたりのドットの数。

DSB

バルダンファイルフォーマット。基本的にT03テープファイルと同じだが、フロッピーディスクに書き込める。T03ファイルのフロッピーバージョン。

DST

タジマ機のネイティブマシンファイルフォーマット。

DSZ

ZSKステッチまたはエクスパンド(拡張)ファイルフォーマット。

DTGプリント

DTGはPCからのその他の印刷と似ている。プリントするイメージは   MS Windows(R)プリントマネジャーからプリントドライバを使用してDTGプリンタに送信される。DTGプリント用のイメージの背景は、透明でなくてはならない。DTGプリントはイメージの熱定着を行い、洗えるようにする。

DXF

オートCADベクターグラフィックフォーマット。

EMB

Wilcom ESのネイティブデザインファイルフォーマット。EMBデザインはオブジェクトのアウトライン、プロパティ、ステッチ、マシン機能、糸色、ピクチャアイコン、概要情報などのデザイン情報を含む「オール・イン・ワン」ファイル。オリジナルデザインのビットマップイメージも、EMBフォーマットに含むことができる。ネイティブEMBファイルだけが、100%完璧にサイズの変更と変形を行える。

EmbroideryConnectデバイス

WiFiルーターを介して、USBを使用できる刺繍機をEmbroideryConnectマシンネットワークに接続できるようにする、Wilcomで提供するデバイス。

EMX

Wilcomクロスステッチファイルフォーマット。

EPS

様々な環境下のアプリケーション間で、PostScriptランゲージファイルをインポートまたはエクスポートする為の標準ファイルフォーマット。ESPファイルはPostScriptファイルで、通常イラストレーションをシングルページで表す。一般的に、EPSファイルはその他のPostScriptファイルに含まれる(カプセル化)のを目的とし、テキストやグラフィック、イメージどの組み合わせでも入れることができる。EPSファイルは通常小さく、低解像度のTIFFやベクターベースのMS Windows(R)メタファイルイメージプレビューを含む。

ESD

Wilcom DOS ESのネイティブフォーマットでステッチタイプや密度などのステッチデータを含む。後のバージョンのESDにはアウトラインのあるレタリングオブジェクトが含まれる。

ESL

ESLはEmbroideryStudioからWilcomシフリTnnファイルを生成するのに使用されるファイルで、読み込みはできるがRCC Tnnファイルを生成するのにシフリコンバーターで書き込みはできない。

ESS

ESSはWilcomで開発されたシフリservoコントロールシステム用の主要のマシンファイルフォーマット。ESSファイルがWilcom Electronic Servo System(WESS)で直接読み込まれると、高データ解像度とステッチ精度が可能。

EXP

メルコマシンのネイティブステッチまたは「エクスパンド(拡張)」ファイルフォーマット。

Eステッチ

装飾的な縁のアップリケの留めステッチとして幅広く使用される。このステッチは櫛形を形成する。

Fadenleiter

Fadenleiterは糸のフィードと張りをコントロールするシフリマシンのメカニズム。Fadenleiter +/- 機能はマシンにFadenleiterストロークを1増加/減少するよう指示する。部分が広く/狭くなったところで糸フィードを増加/減少させる。

FDR

バルダンマシンのネイティブ刺繍ディスクフォーマット。

Festoon

Festoonはシフリマシンのホタテ型の端など鋭い端を補強するメカニズムで、ステッチタイプの名前でもある。Festoonイン/アウト機能はFestoonデバイスをはめ込む/はずすようマシンに指示する。

Fixpat

FIXPAT(Fix Pattern)ユーティリティは従来型のシフリビジュアル編集プログラムで中抜きのあるJacquardカードフォーマットのテープファイルを表示する。このプログラムはデザインの安全性をチェックするのに最適で、既知の問題のパターンのエディタや直接機能編集に役立つ。

FMC

バルダンマシンのネイティブ刺繍ディスクフォーマット。

Foxテスト

糸のテンションと正常なタイミングをテストする方法。文字FOXをサテンステッチを使い1インチのブロック文字で各ニードルバーで縫い、後進サイドでスキップしたステッチと、上糸とボビン糸の割合が正しくつりあっているかを確認する。通常正しいバランスは3分の1がボビン糸で、3分の2が上糸の場合である。これらの文字が使用されるのは、すべての方向への動きが含まれており、開始のタイミングの不規則性が発見される可能性をあげられる為である。

Hiraoka DAT

HiraokaマシンのPlauenカードフォーマットのシフリディスクバージョン。

I-beam

PCポインタの形状の中の1つで、選択したポイントにテキストを入力できる。このポインタの形状は大文字の「I」のような形をしている。

INC

INC(Individual Needle Control)は元々はSaurer Pentamatマシン用に開発されたメカニズムで、プログラムの元でもマニュアル制御でもマシン全体の各針/ボーラー位置をそれぞれアクティブまたは非アクティブにすることができる。

INP

Wilcomコンデンスフォーマット

JPG

JPEGファイルは、ビットマップイメージフォーマットを置き換える。

LAN

Local Area Networkの略。PCとプリンタなどのその他のデバイスの相互接続した有線ネットワーク。

MST

LaesserファイルフォーマットでLaesser DATと同じステッチデータを含む(シフリEmbroideryStudio 2025では対応していない)。

PAT

PATはSaurer SHCファイルタイプ。

PCH

Gunoldデザイン(アウトライン)ファイルフォーマット。

PCX

PCペイントブラシ・ビットマップイメージフォーマット(PC Paintbrush bitmap image format)。

PDF

Portable Document Formatの略。Acrobat Readerでオンラインマニュアルを表示する際に使用。

PEN

Saurer Pentamat Stationファイルタイプ。(シフリe3.0ではサポートされていない)。

Pentamat

SaurerとLaesserマシンで有効な上級シフリの針とボーラー交換システム。

Plauen

シフリマシンとジャガードパンチカードのエンコーディングの一種。オリジナルのデザインをコピーし、変更したHiraoka、Comerio、Zangsなど他のメーカーの名前でも知られている。Plauenマシンは糸通し用に右側にフックを置く必要がある。

PLS

Saurer SLCファイルタイプ。

PMU

Proel ステッチ、「拡張」ファイルフォーマット。

PNG

ポータブルネットワークグラフィック・ベクターグラフィックフォーマット(Portable Network Graphics vector graphic format)。

PNN

SPESで使用されるプロットファイル(シフリe3.0では対応していない)。

RAM

ランダムアクセスメモリー、コンピュータチップメンテニングメモリー。

RGB

RGBは、赤、緑、青を表す。色を作成する為にコンピュータのモニターで使用されるシステム。

RPM機能

RPM+/-機能はマシンに現在または通常のスピードから徐々に増加/減少することを指示する。

SAS

Saurer SLC、Saurer SLC RCC、Saurer SLC StandardまたはSaurer Pentamatファイルフォーマット。

Saurer

Saurerは、SchiffliマシンのブランドとタイプおよびJacquardカードのエンコードフォーマット。このフォーマットには3つのバリエーションがあり、より最新のRCCおよびPentamatマシンのサポートが追加されている。

Saurer SHC

SHCはPlauenタイプとPlauenタイプの両方のメカニズムを制御するよう、マシンに依存しないように設計された高レベルのコードフォーマット。このフォーマットは糸切りに対応している。

Saurer SLC

SLCはシフリデザイン用のSaurer低レベルコードフォーマット。

SPI

インチ内のステッチ数。刺繍1インチ中の密度やサテンステッチの数を測るシステム。

SPM

Stitches per minuteの略。刺繍機の起動スピードを測定するシステム。

SR/SD

メルコスターフォーマット。「スター」と「スーパースター」は旧メルコマシンタイプ。

STC

Gunoldステッチまたはエクスパンド(拡張)ファイルフォーマット。

STX

Datastitchステッチまたはエクスパンド(拡張)ファイルフォーマット。

T03

バルダンファイルの旧ペーパーテープバージョン。

T10

カードにパンチしたり、Electrocardのインプットとして使用したり、フロッピーディスクフォーマットに変換するのに使用する、Wilcom Plauenシフリフォーマット。

T11

Wilcom Plauen RCC Zangs シフリフォーマット。

T12

Wilcom Plauen - RCC Hiraokaシフリフォーマット。

T13

Wilcom Plauen - RCC Comerioシフリフォーマット。

T15

カードにパンチしたり、Electrocardのインプットとして使用したり、フロッピーディスクフォーマットに変換するのに使用するWilcom Saurerシフリフォーマット。

T16

Saurer Bシフリフォーマット。

T18

Wilcom Saurer RCCシフリフォーマット。

T19

Wilcom Saurer B - RCCシフリフォーマット。

T20

Wilcom Saurer Pentamatシフリフォーマット。

T21

Wilcom Saurer B Pentamat シフリフォーマット。

T22

Wilcom Plauen Pentamatシフリフォーマット。

TrueView

TrueViewは、ステッチが施された際に刺繍がどのように見えるかどうかプレビューを行うことができる。3Dでスクリーンイメージを見ることができる。

TrueTypeフォント

アップルコンピュータによってデザインされたデジタルフォント技術で、現在はアップルとマイクロソフト両方のオペレーションシステムで使用されている。

TWAIN

業界標準で、スキャナーなどのデバイスをデザインやレイアウトプログラムに直接交信させることができる。デバイスとプログラム共にTWAIN対応である必要がある。これによりお使いのソフトウェアでTWAIN対応スキャナーを使用することができる。

U??

バルダンマシンのネイティブマシンファイルフォーマット。

USBポート

Universal Serial Bus Connectorの略。コンピューターにあるドングルを挿し込むコネクション。

USBコンバータ

標準のシリアル接続ポートをUSBタイプA接続に変換するデバイス。

USB対応刺繍機

標準のUSBポートが、マシンまたはマシンのコントロールパネルに内蔵されている刺繍機。

USBメモリ

標準USBメモリまたはUSBスティックと呼ばれる、ファイルの保管や移動に使用されるデバイス。

VDT

Hiraokaシフリフォーマット。

VEP

Hiraoka VEPファイルフォーマットは既存のマシンのパターンアレンジ(ABC)に使用される。VEPは異なるデザイン部分(Aが1番目のファイル、Bが2番目、Cが3番目)を分割する小さなアレンジメントファイルを使用する。

WiFi USB

マシンネットワーク

USBを使用して刺繍機やPCなどを、ワイアレスで接続するネットワーク。

WiFiデバイス

WiFiルーターまたはワイアレス(無線)アクセスポイントに接続できるデバイス。

WiFiネットワーク名(SSID)

Service Set Identifier(SSID)の略。ワイアレス(無線)ローカルエリアネットワークを通じて識別される、情報に添付される固有の識別子名。

WiFiパスワード(キー)

WiFiルーターまたはアクセスポイントに接続できる、パスワードまたはパスキー(WiFiセキュリティタイプにより異なる)。

WiFiルーター

家庭または小規模のオフィスネットワーク用の、ベーシックなネットワーク基盤を提供するデバイス。ワイアレス(無線アクセス)アクセスポイントを提供し、たくさんのワイアレスデバイスをインターネットにアクセスしたり、ファイルの共有や印刷を行なえるよう接続するデバイス。ワイアレス(無線)ルーターと呼ばれることもある。

Windowsワークグループ

「ワークグループ」は、ピアツーピアのローカルエリアネットワーク用語。Microsoftオペレーティングシステムを使用している同じワークグループのコンピューター同士はファイル、プリンタ、インターネット接続を共有できる。

Windowsドメイン

集中型認証データベースに頼るWindows PCのドメインで、「ネットワークドメイン」とも呼ばれる。ユーザーはドメインログインし、アクセス権はネットワークアドミニストレーターによりコントロールされる中央データベースから受け取る。

WLAN

Wireless Local Area Network(またはWiFi network)の略。

WMF

MS Windows(R)メタファイルベクターフォーマット。

X/Y座標

グラフまたはコンピュータスクリーンにおける横方向(X)と縦方向(Y)の距離。Xの値を幅の測定に、Yの値を高さの測定に使用する。

XXX

プロ向け市場のCompuconステッチ、「拡張」ファイルフォーマット。

ZSK

1991年より前のZSK旧マシン用。ZSK2は、それよりも新しいシングルトップの糸切りが特徴のZSKマシンで使用される。これら2種類における最も顕著な違いは糸切り。

アイコン

画面の表示で、テキストの代わりにまたはテキストと共に使われる小さなイメージ。ファイルリストは下にファイル名を伴ってアイコンとして表示できる。画面の左に表示されるツールボックスはアイコンで構成されている。

アウトラインステッチ

ランニングやサテンのようなステッチは刺繍オブジェクトのアウトラインを作成するのに使用される。

アウトライン認識

マシンファイルをアウトラインフォーマットに変換する時、EmbroideryStudioは針落ちポイントによってステッチごとのデータを読み取る。ソフトウェアはステッチタイプ、間隔、ステッチ長、ステッチ効果を認識し、オブジェクトのアウトラインを決定する。

アウトラインファイル

デザインファイルを参照ください。

アウトラインをはっきりさせる

オートデジタイズ用にアウトラインのあるイメージを準備する為のツール。自動的にアウトラインをはっきりさせ、ノイズを取り除く。黒のアウトラインで縁取られている部分の色は単色に減少する。アウトラインをはっきりさせると、ソフトウェアがイメージの個別の領域を認識しやすくなる。これらの領域はデザインの刺繍オブジェクトとなる。これは特に輪郭が不明瞭な場合に使用する。

アクティブウィンドウ

アクティブウィンドウは、次のコマンドまたは動作が適応されるウィンドウの状態。アクティブなウィンドウは開いている他のウィンドウと区別がつくよう、タイトルバーの色が異なる。

アコーディオンスペース

ステッチの間隔を開いたり密にしたりと序々に変化させ、マニュアル操作では困難な陰影効果と色効果を生み、芸術的なステッチ効果を作る。

アップリケ

生地の断片を別の生地に縫いつけ、装飾効果またはボリュームを与える。アップリケがデザインの大半を占めているとステッチ数が少なくてすむ為、刺繍のみを含むデザインよりも経済的。シフリ刺繍ではアップリケはベースの生地から切り取られた刺繍したモチーフをさす。

アップリケカッター

旧ペンプロッターに似た、ラインに沿って生地を切り取るデバイス。入力データとしてベクターファイルが必要。MS Windows(R)ではプリンターデバイスとして設定可能。

アップリケカッター

バックアップリケを参照ください。

アップリケの部分指定

ボーダーが重複しないようアップリケに部分的な上縫いステッチを作成する技術。

当て布

バッキングを参照ください。

アンカーポイント

デザインを回転、拡大/縮小、傾斜、反転させる時に使用される軸となる固定ポイント。

安全保護装置

ドングルを参照ください。

アンチエイリアス処理

ディザリングに似た処理で、色のブロックが交差する場所にある輪郭線を滑らかにする。異なる色が接する輪郭部分の配色をぼかすことにより、スムーズなアウトラインを作成する。

位置

ウィンドウでデザインの位置(X、Y)を示す。

位置合わせ

すべてのステッチとデザイン項目が正しく配置すること。

一時停止機能

一時停止機能は条件付きの停止で、常にノンデータステッチ上にあり、マシンで読み取られる。

2つ以上の繊維がよられてできた細いコードまたは天然、合成繊維でできた素材で、ステッチに使用される。マシンで使用する刺繍糸には、レーヨン(光沢が良い)、綿(つやがない)、ポリエステル(強くてい色が褪せない)、メタリクス(芯を金属製の薄片、あるいは銀の薄片で巻いた合成素材)、アクリル(レーヨンに似た光沢)がある。

移動

一般的にデザインのステッチ順序の確認は、ステッチ、セグメント、機能またはオブジェクト毎に移動しながら行う。

糸切り

マシンまたは手で、余分な糸を削除する。

糸切り機能

自動糸切りがあるマシンを使用している場合、糸切りコードはほつれ止め(エンド)の後に糸が切られるようにする。ソフトウェアでは、ステッチが再度スタートする地点に、糸切りは小さな円を伴う三角形で表わされる。糸切りの必要なつなぎ糸は点線で表示される。つなぎ糸の設定を調整して、糸切りを自動的に追加できる。あるいは、それらをマニュアルで追加できる。

糸切り装置

デザインが他のエリアにジャンプする所または色替え場所で、自動的に糸切りまたは残りの糸を切る刺繍機に組み込まれているデバイス。

糸コード

コードはブランドでの糸色の識別番号。

糸タイプ

刺繍糸には様々な太さがあり、種類にはA、B、CとDがある。ステッチ密度は糸タイプに沿って設定されるものである。糸の太さも参照ください。

糸チャート

刺繍糸の色を予め定義したリスト。チャートは商業用の利用可能な糸チャートをもとにしても、独自に定義することもできる。異なる糸チャート間で糸色をコピーし、既存の色から独自のチャートを作成できる。カラーパレットも参照ください。

糸の太さ

糸密度を参照ください。

糸ブレーキ機能

糸ブレーキ(+)/(-)機能は糸ブレーキ圧力を増加/減少させる。

糸巻き機能

糸巻きプラス/マイナス機能は糸巻きフィード(2S-55 RCC)圧力を増加/減少させる。

糸密度

製造者により糸の密度も異なる。密度Aは普通刺繍糸(番手 120/2または40)。密度Bはより太く、密度Cは細め、また密度Dは極細となっている。

イメージ

デジタイズのテンプレートとして使用されるビットマップイメージ/ベクターグラフィック。ビットマップイメージベクターイメージも参照ください。

イメージ

デジタイズの下絵用にEmbroideryStudioにインポートできるイメージは、ベクターとビットマップの2種類に大別されている。質の良い刺繍を作成するには、どのフォーマットにしても刺繍に適したイメージを選択、もしくは作成する必要がある。

イメージの準備

イメージの処理を参照ください。

イメージの処理

スキャンしたイメージを刺繍デジタイズのインプットとして処理する。これには色数の減少、アウトラインの追加または強調、ノイズの除去、ディザリング、アンチエイリアス、必要のない詳細の除去、範囲の切り取り、背景の除去が関係する場合がある。

イメージ編集プログラム

グラフィックアプリケーションを参照ください。

色替え機能

色替え機能はシフリマシンに糸色の変更を指示する。RCC/INCマシンでは、このコマンドはフレームを次に選択した針の下にも移動させる。カラーパレットから新規の色を選択する場合は、自動的に機能が挿入される。

色替えをリピート(RCC)

色替えをリピート(RCC)は、一部のシフリマシンで、リピートパターンや糸の色を変更する為にアクティブな針のパターンを変更するメカニズム。

色数を減らす

イメージの処理を参照ください。

色数を減少

イメージの処理を参照ください。

色の深み

色の深みまたはピクセル濃度と呼ばれ、イメージ内のそれぞれのピクセルで有効な色情報の量を参照する。1-bitの色の深みのイメージは、2つの色でのみ表示される。色の深みが増加すると、より多くの色が有効となる。16色(4bit),256色(8bit),ハイカラー(16bit),トゥルーカラー(24bit)。

印刷プレビュー

デザインやデザイン情報を製作ワークシートにプリントする前にプレビューするのに使用する。デザインはプリントされるのと同じように表示される。

ウェーブ効果

ウェーブ効果はデジタイズラインに沿って閉じた埋め縫いステッチをカーブさせ、
流れるようなステッチ効果を作成する。ステッチはデジタイズラインに従ってカーブするが、一貫した糸間隔と針落ちパターンが保たれる。

ウェイト

Tシャツに関しての場合、ウェイトにはミッドウェイト/バリュー、ヘビーウェイト/プレミアム、スーパーヘビーウェイトの3つの標準がある。

渦巻きラインステッチ

渦巻きラインステッチは渦巻き状に形状を埋め込む、単一の連続したステッチのラインを作成する。これは通常リングやボーダーに使用されるが、その他の閉じた形状にも使用できる。ラインステッチも参照ください。

埋め縫いステッチ

一連のランニングステッチで、主に大きなエリアを覆うのに使用される。異なる埋め縫いパターンは、ステッチの角度や長さの変更、ステッチ順序の繰り返しを行うことで作成することができる。ゲフレクトステッチとしても知られている。

上縫いステッチ

上縫いステッチはアップリケの形状の輪郭になる。ステッチタイプ(サテンまたは)、ステッチ間隔、オフセット等、様々な上縫いステッチ設定を変更することができる。

エクスパンド(拡張)テープ

パンチングされたデザインの各ステッチがあるエクスパンド(拡張)テープ。

エクスパンド(拡張)ファイルフォーマット

マシンファイルを参照ください。

エンブレム

縁のある刺繍デザインでステッチの後に生地に適用され、通常身分確認の記章である。「クレスト」または「パッチ」としても知られている。

エンブレムワーク

シフリ機はエンブレムやロゴを作成するのに多く使用される。この作業はシフリ機のほんの一部の機能を使用する。例えば、通常エンブレムワークはレースデザインに発生するようなボアー中抜きや長いサテンステッチは含まれない。エンブレムワークはマルチヘッド機でステッチされる。

エンベロープ

オブジェクトに隆起、アーチ、伸びや縮みを与える特別な効果。枠は一般的にレタリングオブジェクトに適用されるが、他のタイプの刺繍オブジェクトにも適用される。

オートスクロール

オートスクロール機能は、デジタイズ中に自動的にスクリーンをスクロールすることができる。

オートデジタイズ

イメージを自動的にデジタイズし、刺繍デザインを作成したり、ベクターのアウトラインを直接刺繍オブジェクトに変換するツール。スマートデザインも参照ください。

オートトレース

ビットマップイメージをベクタードローイングに変換するのに使用する。

オーバーオール刺繍

オーバーオール刺繍は生地全体を覆う刺繍をいい、これには製造した後刺繍用芯地を取ってしまうレースワークも含まれている。オーバーオール刺繍はシフリ製作の典型だが、マルチヘッドではあまり見かけられない。

オーバーシュート

オーバーシュートはシフリのパンチャーで使用されるテクニックで、コーンから糸を更に引き。糸の引く力を減少させ生地のゆがみを減少させる。

オーバービューウィンドウ

オーバービューウィンドウを使って、デザインのサムネイルを表示する。デザインに変更を加えると、オーバービューウィンドウでその変更が即座に更新される。またこのウィンドウでズームインやパンニングをしてデザインを表示できる。

オールオーバー

すべての製品の縁から縁にわたる連続した刺繍。

送り先フォルダー

ファイルをコピーまたは移動する先のフォルダー(ディレクトリ)。

オブジェクト

コンピューター科学では「オブジェクト」は選択/操作が可能な個別のアイテムを意味し、オブジェクト重視のプログラムでは、オブジェクトはデータ上で操作する為に必要なデータと手順を含む。刺繍オブジェクトも参照ください。

オブジェクトタイプ

オブジェクトには種類、形状、糸の種類、色、ステッチ設定と位ステッチ順序位置がある。オブジェクトタイプは意図したステッチの最終的な外観を決定しない場合もある。

オブジェクトの認識

アウトラインの認識を参照ください。

オブジェクトプロパティ

EmbroideryStudio内の全刺繍オブジェクトには、「数値」という設定が含まれる。オブジェクトと共に保存された数値は「プロパティ」になる。オブジェクトは全て共通してサイズや位置といった特定のプロパティを持つ。その他にオブジェクトのタイプにより、更に特定のプロパティが含まれる。全ての刺繍オブジェクトに共通する、最も重要なプロパティはステッチタイプ。

オブジェクト分割

サテン、タタミ、プログラムスプリットがステッチタイプのコラムA、コラムB、コラムCツールで作成された刺繍オブジェクトを分割することができる。

オプション

オプションは製品の登録オーナーが購入できるソフトウェアの更なる機能。

オフセットオブジェクト

選択したオブジェクトのアウトラインから新しいアウトラインを作成するのに使用するソフトウェアの機能。

オフセットフラクションタタミ

タタミの埋め込みでは、各列がどのようにオフセットされるかを指定して針落ちで形成されるパターンをコントロールすることができる。これは「オフセットフラクション」、または「分割ライン」を調整して行う。オフセットフラクションを調整し、針落ちを利用した装飾効果を作成できる。

カード

フレームをコントロールするペーパーテープ。シフリマシンには様々なサイズがあり、マルチヘッドは7チャンネルがある。ジャカードカードもご覧ください。

開始点

刺繍オブジェクトの針の挿入ポイント。スタート点は、前のオブジェクトのエンド点と一致する。

解像度

解像度により、イメージを作成するのに使用されるdpi数が決定する。数字が大きいほどイメージも鮮明になるが、保存するのにより多くのスペースが必要となる。75dpiの解像度が一般的に良い結果を得られる数値。

回転ハンドル

オブジェクトを選択すると、オブジェクトの周りにサイズ変更ハンドルが表示される。再度オブジェクトをクリックすると、オブジェクトの周りに回転と傾斜ハンドルが現れる。オブジェクトの四隅に回転ハンドルが、オブジェクトの中心にアンカーポイントが表示される。傾斜ハンドルはオブジェクトの上下の真ん中に表示されるダイヤ型のハンドル。選択ハンドルも参照ください。

ガイドランニング

刺繍をマルチ刺繍枠場所に配置、またはアップリケで生地を配置するアシストをする一連のステッチ。一番初めにステッチされるアップリケの層で切り抜き済みのアップリケパッチを背景の生地に配置するのに使用する。アップリケも参照ください。

書き込み

刺繍ディスク、デザインカードまたは刺繍機へ、刺繍または保管の為にデザイン情報を送信すること。

拡大図

製図は通常オリジナルのデザインよりも6倍大きく、デジタイズするステッチを示す。デジタイザーでデジタイズする時には拡大図を使って、PCの画面上で下絵を使うのと同じ要領で、デザインの形状やアウトラインを写し取っていく。作業を開始する前に、拡大図を準備する必要がある。デジタイズタブレットも参照ください。

拡張子

ファイルの拡張子を参照ください。

拡張性

デザインを拡大/縮小する性能。マシンファイルフォーマットでは、ステッチ数は最終のデザインサイズに関わらず一定である為、サイズ変更のほとんどは10から20%に制限されている。デザインファイルフォーマットでは、ステッチ数と密度は変化する為、サイズ変更はより変化させることができる。

確認メッセージ

ソフトウェアにより表示されるメッセージで、処理を実行するかどうかを尋ねる(例:デザインを削除する際など)。

囲み選択

範囲で選択する時に表示される、点線の四角形。囲み枠も参照ください。

囲み枠

範囲で選択する時に表示される、点線の四角形。

重ねて表示

デスクトップで開いているウィンドウをアレンジする方法。お互いが重なりあっているが、それぞれのタイトルバーは表示されている状態。

カッター

アップリケカッターを参照ください。

可変サイズ

デザインを異なるサイズに拡大/縮小できる能力。

画面の解像度

ピクセルを参照ください。

カラーウェイ

カラーウェイは同じデザイン中の複数の色スキームで、これらはWilcom EmbroideryStudioや同様のデザインプログラムで作成されたカラーブロックで定義された色か、ChromatoneやPantoneなどの専売特許のカラーシステムから選択された「カラーブロック」で定義された色で構成されている。

カラーパレット

カラーパレットには各デザインに必要な刺繍糸の色が含まれる。「カラーウェイ」と呼ばれる色のセットはデザインが縫われる時の実際の刺繍糸の色を表示する。糸チャートも参照ください。

カラーブレンド

2色のステッチを重ねて、遠近効果や陰影効果などの様々な色使いを作成する。目の詰まった埋め込みと目の粗い埋め込みを組み合わせることで、2つの色を滑らかに混ぜ合わせる。

カラーブロック

カラーブロック(または「項目」)は、デザインの色替えと対応している。一つまたはそれ以上の同じ色のオブジェクトから成る。これらは単一(例:ロープ)または複数(例:ロープと鳥)のグループを形成する。容易に識別できるよう、各々のカラーブロックまたはエレメントに説明的な名前を付けることもできる。これらは製作ワークシートに表示される。オペレーターは通常これらをもとに、製作に使用している配色が正しいかどうか確認する。カラーオブジェクトリストは、デジタイズまたはカラーブロックによってグループ分けされたオブジェクトが順番に一覧で表示される。このリストはデザイン中に使用されたすべてのカラーブロックとオブジェクトを別々のアイコンで表示する。パレットの編集も、カラーブロックリストを表示する。

環境設定

コンピューターハードウェアのサイズと種類。コンピュータを使うのに都合の良い状態にするためのソフト的設定。

生地

生地には多くのプロパティがあり、主要なものは弾性または「生地の伸び」。表面の質感は、異なる下縫いタイプが必要なその他のプロパティとなる。特定のデザインに使用する生地を選択する際、システムはその生地に最適な設定を予めロードする。これらはオブジェクトごとを原則に優先される。生地設定も参照ください。

生地設定

プリセットされている生地設定は、すべてのステッチタイプに対応している。それぞれのステッチタイプで、間隔はプリセットされている。縮み補正と下縫いの質の効果は、各ステッチタイプでプリセットされている。伸び、整経やせん断加工はステッチタイプと生地に適切な下縫いを施すことで減少させる。モチーフフィルのような装飾的な効果で生地設定が変更された場合は作用しない。

生地の伸び

刺繍のステッチは針が落ちる所で、生地を内側に引っ張り込む作用を起こる。これによって布が縮み、刺繍に割れ目ができてしまうことがある。自動縮み補正を使用して、埋め縫いされた形状のアウトラインをはみ出しがちに縫い、これに対抗する。

基準点

グリッドと共に配置されるポイント。例えば、デザインの中心にグリッドの基準点を設定する。この方が、デザイン全体を移動するよりも速くて簡単。

機能

マシン機能を参照ください。

キャップコーナー

スマートコーナーの1種で、キャップコーナーは生成されるステッチ数が少ないので鋭く尖ったコーナーに使用される。

キャップフレーム

刺繍用にキャップをささえるように設計された専用の刺繍フレーム(刺繍枠)。様々なスタイルとマシンで利用できるよう、2種類の基本的なスタイルがある(キャップを平らにしフラットなマシンで使用するスタイルと、キャップを自然なカーブで筒状のマシンで使用するスタイル)。

キャンドルウィック

白地に白で刺繍する伝統的なテクニックで、通常白のリネンまたは綿に太い綿糸で刺繍される。

切り取り

編集機能。デザインから選択範囲を取り除く。切り取り範囲はメモリー(クリップボード上)に保存され、同じまたは別のデザインに貼り付けすることができる。

切り取りライン

ランニングステッチの2番目のラインで、アップリケパッチの生地のトリミングを行う際にガイドを生成する。

キルト

一般的にキルトを作成する工程は、強度と装飾効果をキルトに与える為にキルトのレイヤーにパターンをステッチするもので、ステッチは上部、バッティング、バッキングを含み、キルトの表面に装飾的なパターンを形成し、レイヤー同士を固定する。

グラデーション効果

芸術的なステッチ効果で、刺繍オブジェクトに従って密な場所と開いた埋め縫いの間のステッチ間隔を序々に変化させ、マニュアル操作では困難な陰影効果と色効果を生み出す。

グラフィックアプリケーション

ビットマップイメージやベクターグラフィックを作成、または変更できるソフトウェアアプリケーション。ペイントパッケージドローイングパッケージも参照ください。

クリーンナップ

クリーンナップフィルターを使用して、デザインから不必要な小さなステッチを自動的に取り除く。

クリスタル

ブリングを参照ください。

クリック

マウスの左ボタンを押し、離す動作。右クリックも参照ください。

クリック&ドラッグ

マウスの左ボタンでクリックし選択、ボタンを押し続けカーソルを移動し、離す動作。

グリッド

グリッドラインは視覚的な指示で、デザインを正確に配置する手助けをする。ソフトウェアを初めてスタートさせた時は、初期設定によりグリッドラインは表示される。

クリップボード

PCメモリ内の一時的な保存エリアで、最後に行った切り取りやコピーを記憶している。クリップボードのイメージは、何度でもデザインに貼り付けできる。

グレイスケール

グレイスケールイメージは254のグレイの色彩、それに純色の黒と白という、合計256の異なる色調で構成される。白黒写真はグレースケール。

クレスト

エンブレム、バッジ、紋章のような刺繍モチーフ。

傾斜ハンドル

回転ハンドルを参照ください。

けば

片面または両面を覆う生地のぼやけたまたは綿毛のような表面で、ゆるく撚られた糸を起毛させることによって生成される。

現在の設定

現在のプロパティ設定はテンプレートの初期設定に優先する。故意に変更しない限り、現在のプロパティ設定は初期設定の値を適用する。通常、デジタイズ時の時間短縮のためにプロパティを変更する。例えば、新規に作成するすべてのタタミオブジェクトに特定の糸間隔を使用したい場合、タタミステッチの間隔を予め設定しておくと良いでしょう。オブジェクトプロパティも参照ください。

現在の針位置でセンタリング

   オブジェクトは針位置マーカーの中心に配置される。

原点X/Y

刺繍原点

Cord-in-lay(コードインレイ)

シフリマシンで自動的にコードやリボンを配置する特別な装置。

コード機能

コードイン/アウト機能はコードデバイスをはめ込む/はずすようマシンに指示する。

コード刺繍

コード刺繍は単一の装飾的なコードを生地の上に置き、透明のジグザグステッチで留める。比較的シンプルで、ステッチ数の少ないデザイン渦巻きやカーブの多いデザインを形成する。コードの周りの生地を別の側から縫うことにより、盛り上がったコード刺繍を作成することができる。生地が隆起した効果を出せる。コードには様々な幅のものがあり、様々な外観を作成できる。刺繍機には特別なアタッチメントが必要。

工場初期設定

インストール時の初めのシステム設定。これらは標準設定で、この設定に戻る事ができる。頻繁に使用される特定の生地に合わせてユーザー設定を作成したい場合、「My Fabric」設定はデザイン内で保持され、テンプレートファイルに保存することができる。

更新

再表示を参照ください。

項目

ソフトウェア用語で項目とは、連続する同色のオブジェクトから構成されるカラーブロックのことを言う。項目に名前を割り当てると、製作ワークシート上に表示される。オペレーターは通常これらをもとに、製作に使用している配色が正しいかどうか確認する。製作ワークシートも参照ください。

コネクションマネジャー

共有フォルダにファイルを送信することができる、ソフトウェア機能。

コネクタ

ケーブルをポートに繋ぐためのハードウェア装置。コネクタに突起がある場合は、ポートに穴がある。これが逆の場合もある。各装置の配線はその機能により決定される。

コピー

クリップボードに選択した部分のコピーを置く。複製も参照ください。

コマンド

動作を実行する為にソフトウェアに発する命令。「オブジェクトを貼り付け」のようにシンプルなものもあれば、「ステッチを生成」のように複雑なものもある。通常メニューアイテムやツールバーアイコン、ダイアログのコマンドボタンからアクティブにすることができる。

コマンドボタン

ダイアログのコマンドボタンで、選択された操作を実行またはキャンセルする。キャンセルとOKボタンが一般的。

コラム

狭く長いカーブのある形状。

コラムA

ステッチ幅と角度が可変のコラムをデジタイズするのに使用する入力方法。対となる基準点を結ぶラインがステッチ角度を定義するのに対し、デジタイズされた対の基準点はアウトラインを定義する。

コラムB

一方が他のサイドと異なる(特に一方が他のサイドよりも多くのポイントが必要な)形状をデジタイズするのに使用される入力方法。ステッチは形状全体で均一にカーブして生成される。モチーフフィル以外の埋め縫いステッチに使用できる。

コラムC

一定幅のコラムをデジタイズするのに使用する入力方法。これは通常大きな形状の縁やアウトラインをデジタイズするのに使用する。コラムをデジタイズし、太いラインやボーダーを作成する。コラムCは一般的にサテンステッチと共に使用する。

コンデンスファイル

デザインファイルを参照ください。

コントロールパネル

オペレーターが刺繍を生産する際に刺繍機を設定するのに使用する、刺繍機に付属のパネル。

コントロールポイント

コントロールポイントは、オブジェクトの形状やステッチ角度、開始/終了点の変更に使用される。オブジェクトの形状は、アウトラインのコントロールポイントの移動、追加、削除を行い変更できる。ほとんどのオブジェクトでは、コントロールポイントをコーナーポイントからカーブに変更できる。

コンビスプリット

プログラムスプリット内に様々なサテンとタタミステッチの組み合わせを使用して、同じパターンでも異なった効果を作る。サテンの中にサテン、サテンの中にタタミ、タタミの中にタタミの3種類がある。

最小化ボタン

Windowsでは、タイトルバーの右上にある、3つの中の左端のボタン。「最小化」ボタンをクリックして、最小のサイズにウィンドウを縮小する。

最小ステッチ長

刺繍枠の最小の動きのこと。針落ち間の距離のこと。最大/最小ステッチ長も参照ください。

サイズハンドル

選択ハンドルを参照ください。

サイズ変更

拡大縮小を参照ください。

サイズ変更

デザインのサイズを拡大または縮小する。ステッチまたはエクスパンド(拡張)フォーマットでは、ステッチ数は最終のデザインサイズに関わらず一定である為、サイズ変更のほどんどは±5から%に制限されている。デザイン(アウトライン)フォーマットでは、ステッチ数と密度は再計算される為、倍率は飛躍的に上がる。

最大/最小ステッチ長

デザイン内で許容される最小/最大ステッチ長は、針落ちポイント間によって外側の制限を決定する。これらはマシンが行える最小と最大フレームの動作によって決定される。

最大化ボタン

Windowsでは、タイトルバーの右上にある、3つの中の中央のボタン。「最大化」ボタンをクリックして、最大のサイズにウィンドウを拡大する。

再表示

画面の表示を更新すること。これは、編集をした時に表示の一部が見えなくなった場合に便利。刺繍シュミレーションも参照ください。

サガラ

生地の上側にループステッチを形成する刺繍のタイプ。ウール、綿、アクリルなどの太い糸が使用される。このステッチタイプ
を形成できるよう調整されたチェーンステッチマシンで作成する。「ループパイル」としても知られる。

サッシング

細長い生地でセッティングや枠付け時にブロックを分割したり、キルトを長くしたりする。

サテンステッチ

埋め縫いステッチの一種。密に配置されたジグザグステッチからなり、様々な長さでどの角度にでもステッチできる。糸は、2つのステッチがコラムを作成するところにジグザグ縫い動作で形状を渡るように置かれる。その為、サテンステッチは小さいまたは狭い形状にのみ適している。ステッチはほとんど平行でエリアを覆うのに優れている為、レタリング、アウトラインや細部によく使用される。一般的に針落ちで埋め縫いが分断されないので、サテンステッチは滑らかな効果を生む。

シークイン

小さなディスク状のプラスティックで、通常真ん中に穴がある。連続してリールに収められている。器具を配置し縫い針の進路に生地にステッチされる。

シークインアタッチメント

ステッチ、接着剤、熱によりシークインを適用するデバイス。

シークインモード

シークインモードはドロップシークイン機能の素早いデジタイズを可能にする。ドロップシークイン機能も参照ください。

仕上げ

刺繍が終了した後で行われる処理。この処理には、糸の緩い部分の切り取り、下地のはみ出した部分の切り取り、当て布の除去、しみ取り、皺や刺繍枠の跡を取り除くためのアイロンなどの処理が含まれる。

ジグザグ下縫い

ジグザグとダブルジグザグ下縫いは幅の広いコラムに使用される。

ジグザグステッチ

ジグザグステッチはサテンと似ているが、通常より少ないステッチが必要な時に使用される。針はコラムの各サイドに交互に落とされ、糸を間隔の開いたジグザグパターンで渡していく。糸密度はステッチ間隔の設定によって決定される。埋め込みステッチのジグザグに関する設定は、下縫いのジグザグやダブルジグザグとは個別に保存される。

刺繍

生地に装飾的なステッチを施す。通常ノンレタリングデザインを対象とするが、レタリングまたはモノグラムを含むこともある。ホーマーの文書の記述と12世紀の十字軍によると、刺繍はエジプトのファラオの時代にすでに存在していたという。刺繍は手縫いから手動縫いマシンへ、手動織機から何百もの針を擁するハイスピードのコンピュータ化された多角的シフリマシンへと発展している。

刺繍糸

を参照ください。

刺繍オブジェクト

刺繍デザインでは、「刺繍オブジェクト」と呼ばれる基礎となる形状からデザインを作成する。これらはそれぞれ個別に扱うことのできる単体構造である為、「オブジェクト」と呼ばれる。これらは一般的なベクターオブジェクトと同様、色、大きさ、位置など特定の特性を持つプロパティを持ち、刺繍オブジェクト独特のステッチタイプや糸間隔といったプロパティも含まれる。ベクターオブジェクトも参照ください。

刺繍シュミレーション

低速でデザインを引きなおす。刺繍シュミレーションは、スローモーションでデザインのステッチや色順序を表示する。

刺繍順序変更

選択オブジェクトの位置は、切り取った後にそれをステッチ順序のどこかに貼り付けるか、刺繍順序変更コマンドを使用して変更できる。その他にオブジェクトを色ごとに、あるいはカラーオブジェクトリストを使って順序変更することもできる。

刺繍ディスク

刺繍ディスクは、デザインをコンピュータからマシンに転送する為に特別にフォーマットされたフロッピーディスク。EmbroideryStudioで刺繍ディスクをフォーマットし、デザインをディスクに保存できる。使用するフォーマットは選択した刺繍機による。デザインを刺繍ディスクから直接EmbroideryStudioに開くこともできる。

刺繍枠

木、プラスチックまたは鉄で作られた道具で、内側と外側の輪の間に生地と当て布をしっかりとはさむ。枠はマシンのフレームに取り付けられており、刺繍のマシンベッドに対して生地をピンと張った状態で押さえる。

刺繍枠かけ

刺繍枠に生地または当て布を配置する作業。乏しいステッチのデザインが作成されてしまう最も一般的な理由の一つに、不適切な刺繍枠かけが挙げられる。

システム管理者

システム管理者は、企業のネットワークと安全保護システム全体を管理する。小企業ではシステム管理者はデータベースの管理も行っている。

下絵

画面上でデザインをデジタイズするのに使用できる画像。ベクターとビットマップの2種類が使用可能。様々なソースからファイルを挿入することができ、MS Windows(R)クリップボードを介してコピー&貼り付けができる。

下縫い

他のデザイン項目の前に縫われるステッチで、生地を安定するのに役立つ。刺繍されるよう生地にバッキングを取り付けるステッチ動作。また、刺繍に高さを持たせるのにも役立つ。下縫いは連続する単一のランニングステッチで構成され、通常は非常に短いステッチ長が使用される。刺繍デザインのコラム(サテン)、または埋め込み部分の下に、マニュアルでデジタイズされるか、自動で設定する。

下縫いマージン

オブジェクトアウトラインと下縫いの端の間の距離。上縫いから下縫いがはみ出ないように、この余白を増やす。

自動アップリケ

自動アップリケはアップリケを配置、留め、ふちの上縫いするステッチを自動的に作成する。

自動カーニング

レタリングオブジェクトの自動カーニングは「カーニングテーブル」を確認し、文字の各ペアの組み合わせの間隔の調整を特定し、自動的に設定を適用する。

自動間隔

自動間隔は、サテンステッチのみ作用する。コラム幅により、ステッチ間隔を調整する。

自動色替え

複数針刺繍機の、異なる糸色で特定の針に変更するコマンドに従う機能。

自動スタート/エンド

マシンの中には、ステッチの前に、針の開始位置を最初の針落ちポイントの真上に置く必要のあるものがある。デザインの最初と最後のステッチを繋ぐには、「自動スタート/エンド使用」を使用する。この機能を使用すると、ステッチの前に針を位置付けるのが簡単になり、針がフレームに当たってしまう危険性も少なくなる。

自動スプリット

自動スプリットは、サテンステッチのみ作用する。適用されると長いサテンステッチは短いものに分割される。また形状の真中にラインができてしまわないように、針落ちを不規則なパターンに振り分ける。元々幅の広いコラムにできる長いステッチを避けるための手段だが、これをタタミの埋め込みに使用することもできる。自動スプリットは、サテンのような見栄えでターンステッチに適しており、滑らかなラインと深みを作成する。

自動センタリング

自動センタリングはデザインの開始点/終了点を自動的に中央に維持する。

自動縮み補正

刺繍のステッチは針落ちする場所で生地を内側に入れ込んでしまい、これによって布が縮み、刺繍に割れ目ができてしまうことがある。「自動縮み補正」は埋め込み形状のアウトラインをオーバーステッチすることで、この縮み効果を補正する。デザインは生地によって最適化される。縮み補正を参照ください。

自動間引きステッチ

鋭いコーナーでステッチの集中を減らす。ステッチファイルも参照ください。

シフリカード

PlauenまたはSaurerタイプのジャカードカード

シフリカードイメージ

ジャガードカードの電子エンコーディングは、本質的にカードの電子「イメージ」の「テープファイル」を生成する。シフリ出力には、T10(Plauen用)とT15(Saurer用)の2種類のテープファイルフォーマットがある。

シフリディスク

シフリディスクには、Saurer SLC/SHC,Heinzle,Hiraoka,Laesserが含まれる。

シフリマシン

工業用刺繍機で針と枠の組み合わせで動作でステッチを生成する。非常に大きなマシンで、シフリマシンの中には(織機とも呼ばれる)重さ10トンで、1024もの針を持つものもある。ほとんどのシフリマシンには、自動の糸切りや自動色替えがない。シフリマシンは、エンブレム製品、レース作成、特大サイズのアイテムや大量生産に向いている。

ジャンプ

針落ちを伴わないフレームまたは枠の動きで、通常デザインのある場所から別のポイントに移動するのに使用される。シフリではジャンプステッチは針オンモードでフレーム移動を意味する。

ジャンプ開始機能

ジャンプ開始機能は針落ちをしないようようマシンに指示する。出力ファイルでコード化された場合、通常針イン機能に変換される。ジャンプ終了機能も参照ください。

ジャンプ機能

ジャンプ機能は、針落ちを伴わないフレーム移動が生じる。これはデザインのある部分から別の部分へ滑らかに移動するために使用される。

ジャンプ終了機能

ジャンプ終了機能は針落ちを使用するようマシンに指示する。出力ファイルでコード化された場合、通常針イン機能に変換される。ジャンプ開始機能も参照ください。

周辺機器

ある程度コンピュータによってコントロールされる、コンピュータに接続されている装置(例:刺繍機やプリンタ)。

自由ラインベースライン

自由ラインは固定の/予め定義された長さのない唯一のベースラインタイプ。自由ラインを選択すると、文字を追加する度にベースラインが拡張する。開始点のみマークする。ベースラインも参照ください。

終了

現在使用しているウィンドウ、またはアプリケーションを終了する。

終了点

糸が刺繍オブジェクトを離れるポイントを指す。この終了点は次のオブジェクトの開始点と一致する。

順序繰り返し

デザインに必要な色数よりも少ない色数を選択した場合、選択した色が繰り返される。例えば4色必要なデザインの場合、ストップ順序作成リストで2色しか選択しなかったとすると、色3と4は色1とと同じものになる。

ショートカットキー

マウスを使う代わりにタスクを実行するのに使用するキー、またはキーの組合わせ。例:Ctrl+Cはコピーをするコマンド。

昇華型

昇華型印刷はDTGプリントに似ているが、使用される固形インクはDTGプリントで使用される液状インクに比べ、より均等なグラデーションを作成することができる。昇華型印刷ではインクは剥離紙に印刷され、生地などに転写される。転写は高熱(205°C)と圧力を使用し、イメージは浸透し基質の一部となる。

使用可能なマシン/マシンの種類

ソフトウェアを介して直接使用できるマシン、またはMS Windows(R)オペレーティングシステム(例:MS Windows(R)MS Windows(R))でサポートされているプリンタやカッターを介して使用できるマシン。

詳細

スマートデザインを使用して、最後に刺繍したいエリア(アウトライン、ボーダー、ピックアウトランニング、小さなエリアなど)。

初期設定オブジェクトプロパティ

初期値を参照ください。

初期値

特定のシステム設定やステッチ間隔などオブジェクトプロパテを決定する、予め設定されている値。これらの値は、デザインテンプレートに保存されている。これらは、新しく作成されたオブジェクトに適用される。新しい設定によって書き換えられない限りは、これらの値は現在のものとして残る。現在のプロパティ設定も参照ください。

書体

文字、番号、その他の印刷上の記号を含む、文字のセット。アルファベットとも呼ばれる。レタリングを参照ください。

処理

処理機能はデザイン全体または選択部分のステッチの密度を調整することができる。使用する生地や刺繍糸によって、ステッチの糸間隔を変える。また全体のステッチ数を減らして制作コストを下げることもできる。マシンファイルのプロセス(処理)は、ステッチファイルを開く時にデザインファイルに変換するのと似ているが、プロセス(処理)できるのは選択したオブジェクトまたはステッチのみとなる。

シリアルポート

コンピュータの接続ポイントで、モデムのようなシリアル通信デバイスを差し込む場所。PCのシリアルCOMポートのコネクタは9ピンまたは25ピンのどちらか。それらはCOM1、COM2、COM3などと呼ばれる。利用可能なポートの数は接続できるデバイスの数となる。ポートが更に必要な場合は、それらを付け足すことができる。あるいは、マルチポートシリアルカードも使用できる。

シリアルポートセットアップ

ここでボー、データビット、ストップビット、パリティの値を調整できる。これらの設定は、刺繍機のものと同じでなくてはならない。フロー制御のタイプは、使用するケーブルに適合していなければならない。

ズーム倍率

現在表示されているデザインの倍率。

スイス刺繍

サテンステッチ刺繍。1800年代にIsaakGroebliによりシフリ刺繍機が開発されたスイスの自動化された刺繍の原点も意味する。スイスでは現在でも刺繍産業を政府がサポートしている。

数値

ダイアログに入力した実際の設定(文字と数)。オブジェクトプロパティも参照ください。

スキャナー

物理的なイメージをデジタル式のフォームに変換する装置。そうすることで、コンピュータでイメージを保存したり、操作できる。スキャンナーは刺繍デザインの土台として、イメージをスキャンすることができる。

スキャン解像度

スキャナーには通常、スキャン解像度を入力する必要がある。解像度はイメージの1インチ内に含まれるドットの数(dpi)で表わされる。数字が大きいほどイメージも鮮明になるが、ファイルのサイズが大きくなる。デジタイズを利用する目的では、最大300dpi(dots per inch)の解像度を使用する。72dpi(スクリーンの解像度)で通常は十分な結果が得られる。一般的にはイメージが小さく、しかもより多くの詳細を含んでいるほど、高い解像度が必要となる。

スクリーンプリント

スクリーンプリントは直接印刷(DTG)よりも複雑な処理で、デザインを形成する各スポットカラー(Pantone)のスクリーンを作成する必要がある。各デザインがどのように重なっているかにより、スポットカラーで複数のスクリーンが必要になる場合もある。直接印刷(DTG)も参照ください。

スクロールバー

内容が全て表示されない場合に、ウィンドウの下と右端に現れるバー。各スクロールバーにはスクロールボックスと呼ばれる小さな四角があり、それによって画面を上下左右にスクロールできる。

スタイル

スタイルはオブジェクトプロパティのセットで、固有の名前で保存される。どんな組み合わせの設定値もスタイルとして保存可能。これらは簡単に別のデザインやレタリングオブジェクトに適用できる。オブジェクトにスタイルを適用する時、現在のプロパティがスタイルの設定に置き換えられり、スタイルで指定されていないプロパティは、現在の設定が適用される。

スタンプワーク

綿などを詰めた刺繍。木、鏡、半貴石を加えたフル立体作品で通常は手作り。トラプントの拡張機能。

ステータスバー

ステッチ数、デザインの位置(X,Y),色数(C),ストップの数(S)など、デザイン全体の情報を提供する。

スティプル

ボーダー内でうねるランニングステッチで埋め縫いを作成する方法。キルトによく使用される。

ステッチ

1ステッチは1つの針落ちを言う。また針落ちから次の針落ちにまたがる糸を意味する場合もある。

ステッチ角度

形状内を進む全体のステッチの角度。固定のステッチ角度(例:水平に対し45度)や複数の角度を持つ形状もある。

ステッチ間隔

コラムの同じ側にある、2つの連続した針落ち間の間隔のこと。値が小さいほどステッチの密度は高くなる。開いたステッチには、大きめの値を使用する。

ステッチ順序

ステッチ順序を参照ください。

ステッチ順序

デザイン内の刺繍オブジェクトは、ステッチ順序を形成する。オブジェクトは、作成されたまたはデザインを集めた順番でステッチされる。オブジェクトを切り取って、別の位置にそれを貼り付けすることで、選択オブジェクトの位置を別のステッチ順序に変更できる。また「順序変更」コマンドを用いても順序を変更できる。ステッチ順序は色ごとまたはカラーオブジェクトリストを使用しても変更できる。

ステッチ数

ステッチ数はデザイン内のステッチの数を指す。EmbroideryStudioでは、1ステッチは1マシン回転とされる。デザイン情報も参照ください。

ステッチタイプ

ロックステッチマシンでは、ランニング、サテン、タタミ(タタミ模様)の3種類の基本的なステッチタイプが利用可能。EmbroideryStudioでは、それらのステッチの様々な種類がある。

ステッチ長

2つの針落ちポイント間の距離。最大ステッチ長は、XとY座標により、長い方が測定される。ランニングステッチ長は、きついカーブにならい自動的に変化する。最大/最小ステッチ長も参照ください。

ステッチ長の計算

一部のマシンでは、最大ステッチは2つの連続する針の貫通間の距離として測定される。他のマシンは、最大X(水平)およびY(垂直)の動きに制限される。

ステッチの集積

標準のステッチ間隔は形状の輪郭から計算される。きついカーブでは、外側の縁ではステッチが不足し、内側ではステッチが固まってしまう。これは刺繍が縫われる時に、糸が切れてしまう原因となる。

ステッチの処理

専門のソフトウェアで密度補正のある拡張フォーマットのデザインのサイズ変更ができるようステッチの情報を計算する。

ステッチの縮み

プッシュ‐プル効果を参照ください。

ステッチの不具合

ステッチの不具合は埋め縫いエリア間のギャップ、生地の透き通しや糸の切れ場所に現れる。これらは通常不適当なステッチ設定によって引き起こされる。(例:ステッチの縮み補正が生地の伸縮性に比べて小さすぎた場合など)

ステッチの方向

プッシュプル効果により、ステッチ方向は刺繍の質に影響を及ぼす。閉じた刺繍オブジェクトのみ方向を逆転できる。

ステッチの密度

一定領域(または埋め縫いの距離毎のステッチライン)毎のステッチの数。

ステッチファイル

マシンファイルを参照ください。

ステッチプロセッサ

Wilcomインターナショナルで開発された特許ソフトウェアの機能。ステッチプロセッサは未加工のステッチデータを解釈し、ソフトウェアが認識できるオブジェクトに変換するソフトウェア機能。

ステッチ編集

パターン内の1つまたはそれ以上のステッチの、削除または変更を行うデジタイズ機能。

ステッチリスト

ステッチリストにはステッチ数、ステッチの座標、ステッチ長、ステッチ機能とステッチの色が表示される。リストでステッチを選択すると、同時にデザインでもそのステッチが選択される。

ステムステッチ

範囲のアウトラインや埋め縫いに使用できるステッチ。サテンやモチーフフィルなどのアウトラインとして、また他の装飾ステッチと組み合わせて茎や葉脈などを表現するのにも使用できる。

ストックデザイン

刺繍デザインは、ディスクまたは独自の刺繍カードで使用できる。刺繍を行う方が一般的に使用するために、市場に出ているデジタル化された刺繍デザイン。

ストップ機能

ステッチ中に特別な理由でマシンを停止させたい場合は、刺繍順序にマニュアルで「ストップ」機能を挿入する必要がある。デザイン内にストップ機能がある場合、EmbroideryStudioはこれらを色替えまたはストップとして認識する。

ストップコード

色替え、ストップコードは、色替えコマンドとして処理される。これにより刺繍機が停止する。

スパンコール

シークインを参照ください。

スプレー接着剤

スプレー接着剤の最も一般的な用途はアップリケ用。アップリケ用の紙、段ボール、プラスチックのパターンがある場合、スプレー接着剤を使用し、カットや配置を行う際にパターンを生地にしっかり固定できる。これにより、パターンの裏側に接着剤をスプレーし、生地の正しい面に置くことができる。またVliesofixなどの両面ヒューズを使用することもできる。スプレー接着剤は、刺繍枠をかけられない衣類やアイテムを配置するためにも使用できる。キャップ、財布、バッグや、一番小さな刺繍枠よりも小さな小物などがこれにあたる。

スマートコーナー

形状の先の鋭いポイントはステッチと針落ちの集積を引き起こし、刺繍に固い部分を作り生地や針を痛める原因になる。スマートコーナーは、コラムAとコラムCオブジェクトの鋭いコーナーをコントロールすることができる。マイターコーナーキャップコーナーも参照ください。

スマートデザイン

イメージを自動的にデジタイズすることにより刺繍デザインを作成するツールセット。スマートデザインは自動的にビットマップイメージを刺繍に変換する。オートデジタイズも参照ください。

製作ワークシート

製作ワークシートはデザイナーと刺繍機オペレーターの橋渡しとなる。これにはデザインプレビューと、デザインサイズや色順序、また特別な指示など製作に欠かせない情報が含まれる。

セキュリティコード

EmbroideryStudio中のオプションは、コンピュータにインストールされた安全保護装置によりコントロールされている。ソフトウェアに入力された安全保護アクセスコードは、この安全保護装置に送信される。それぞれの安全保護装置には独自のシリアル番号とIDコードが割り当てられている。

セグメント

埋め縫いの刺繍オブジェクトは通常いくつかの個別の「セグメント」から成っており、トラベルランニングは通常それらを繋ぐために使用される。しかしながらすべてのセグメントは、同じオブジェクトの一部を形成する。それらが合わさると、ステッチの最中に生地上のプッシュプル効果はギャップを起こし、現れる。

セリフ(ひげ飾り)

セリフは文字やシンボルを形成するストロークの最後にある構造項目。セリフのある書体はセリフ体と呼ばれ、セリフのない書体はサンセリフ体と呼ばれる。

線画

2色単のドローイング。通常白黒。

選択

編集を行う為に、オブジェクトまたはオブジェクトグループを指定すること。選択したアイテムのみ編集可能。

選択ハンドル

8つの小さな四角形で、選択オブジェクトのコーナーと端に対称的に現れる。オブジェクトの配置とサイズ変更に使用する。回転ハンドルも参照ください。

装飾

どのタイプまたは色(複数可)の1つまたは複数のオブジェクトから成るグループ化された刺繍デザイン。装飾は文字周りの最高8ポジションに置くことができ、文字後ろの中心にも置ける。

相対座標

以前にマークされたポイントから、または以前のステッチポイントからのポインタの距離。

相対座標ポインタ設定

デザインの最初の針落ちポイントからのポインタの位置を絶対数で表示する。刺繍の領域を確認するのに便利。

ソフトウェア

MS Windows(R)とEmbroideryStudioなどのコンピューターで起動するプログラム。

ターンステッチ

刺繍オブジェクトは、平行なステッチあるいはターンステッチで埋め込まれる。ターンステッチは、オブジェクトのアウトラインによって決められたパスに従いターンするステッチの列である。反対に平行のステッチは1方向のみで形状を横切りる(例:水平に90度、45度など)。オブジェクトはすでに適用されているターンステッチで作成することができ、また複数のステッチ角度を後ほど追加することもできる。ターンステッチは樹木や動物や、埋め縫い部分が広いものなど、複雑でターンするコラムを含むデザインに、滑らかに複数の角度を持たせるのに最適。ターンは一般的に、形状の幅や方向が大きく変わるポイントで発生する。

ダイアログ

画面上のボックス状のもので、リクエストまたは情報を提供する。多くのダイアログは、コマンドが実行される前に、オプションの選択が行われる。中には、警告や、コマンドが完了されない理由を説明するダイアログもある。

タイトルバー

ウィンドウの上部にある水平なバーでそのウィンドウのタイトルを表示。Windowsの多くのタイトルバーには、「コントロール」メニューボックスと「最大化」、「最小化」ボタンが含まれる。

ダウンロード

リモートコンピュータまたはインターネットから、コンピュータまたは刺繍機など他のデバイスへファイルのコピーを転送する処理。

タタミ下縫い

タタミ下縫いは大きな埋め込み形状を安定させるのに使用される。オブジェクトにステッチを横切らせて、下縫いを作成するところは間隔の開いたタタミの埋め込みステッチに似ている。

タタミステッチ

一連のランニングステッチで、通常大きく不規則な形状を覆うのに使用される。ステッチは形状を前後に横断する列状に置かれる。このステッチラインは平行にも、わずかにターンさせても縫える。ステッチの長さ、角度や順番を変化させることにより、異なる埋め縫いパターンを作成する事ができる。タタミ模様ステッチとしても知られている。

タタミ分割ライン

タタミの埋め込みでは、各列がどのようにオフセットされるかを指定して針落ちで形成されるパターンをコントロールすることができる。分割ラインは8つまでオフセットを使用できるので、より多くのパターンを作成できる。

ダブルクリック

マウス自体を動かさずに、マウスの左ボタンを2回クリックすること。ダブルクリックは、アイコンからプログラムを開く時などアクションを実行する。

タブレット

デジタイズタブレットを参照ください。

チームネーム

チームネーム機能は複数の名前でデザインを作成できる。例えばスポーツチームや会社のユニフォームなど、同じデザインを何枚も作成することなく、同じロゴで様々な名前を使用することができる。

チェーンステッチ

チェーンのつなぎ目に似たステッチで、生地の下側から出る糸一本で形成される。手作業またはコンピュータ化されたマシンで作成する。

チェックボックス

ダイアログに表示される小さな四角形で、選択したり解除したりできる。選択されている場合には、チェックまたは×マークが表示される。チェックボックスで設定するオプションを選択する。

縮み補正

デザインの歪みを配慮したデジタイズ技術で、生地と糸が交わるところで発生する。「プッシュ-プル」は例えば完璧な丸にデジタイズされたサークルの横が押し出されて縫われ、結果として卵型になってしまう。一般的に横方向の項目を広げ、縦方向の項目を減少する必要がある。自動縮み補正も参照ください。

チュール

アセテート、ナイロン、またはシルクなどの薄くて細いネットで、帽子、ドレス用品に使用される。

中心ラインランニング下縫い

中心ラインランニング下縫いは、コラムの中心に沿ってステッチの列を配置する。狭いコラムで刺繍を安定させるのに使用される(例:2-3mm幅)。

直接接続

お使いのPCがマシンに接続されている場合、デザインをマシンに直接送信することができる。

直線ステッチマシン

針が一箇所で上下に動くマシン。パンタグラフがデザインを押し出す。工業用刺繍機の多くはこのタイプの針動作をする。

著作権

政府または国際協定により認可された権利で、所有者に芸術的作品の製作者の没後50年後まで発行や販売に関する独占権を与えるもの。

ツールバー

ツールバーによって、EmbroideryStudioのコマンドに素早く、簡単にアクセスできる。ツールバーボタンをクリックしコマンドをアクティブにするか、利用できる場合には右クリックで設定を表示し調整する。

つなぎ糸ステッチ

つなぎ糸ステッチはデザイン中のオブジェクトを繋ぐ。これはランニングステッチあるいはジャンプとなる。つなぎ糸、糸切り、ほつれ止めを生成するのに自動設定を使用できる。マニュアルで追加することもできる。しかしマシン機能はつなぎ糸ステッチ(針アウト位置のステッチ)に配置されない為、シフリデザインでの自動つなぎ糸は推奨されない。

テープ

ペーパーテープを参照ください。

テープコード

ペーパーテープは刺繍産業で従来使用されてきた記録メディアで、ジャガードカードの電子エンコーディングは、本質的にカードの電子「イメージ」の「テープファイル」を生成する。シフリ出力には、T10(Plauen用)とT15(Saurer用)の2種類のテープファイルフォーマットがある。新しいシフリマシンはフロッピーディスクを読み取ることができ、シフリマシンフロッピーディスクフォーマットには、いくつかの種類がある。その為、ベーシックなテープファイルを必要なディスクフォーマットに変換する必要がある。

ディザーリング

ピクセルの格子模様の配列で、既存の色を結合するソフトウェアの技術。これはイメージパレットにない色を模倣するもの。異なる色の隣り合う2つのピクセルを配置することによって作成される一種の視覚効果。人間の目は自動的に2つの色を3番目の色に分解する。

ディスク

フロッピーディスクを参照ください。

ディスクドライブ

コンピュータには通常、次の3種類のディスクドライブがある。情報とアプリケーションの保存をサポートするハードディスク(または固定ディスク)、フロッピーディスクドライブとCD ROMドライブの3つのディスクドライブタイプがある。

ディスプレイ

コンピュータの出力を表示するスクリーン。モニターとして知られている。

デザイン

刺繍デジタイズソフトウェアのネイティブの刺繍フォーマットのファイル(例:EMB,JAN,ART)。デザインソースは、ステッチフォーマットデザインの場合もある。デザインにはステッチされた形状に加え、生地タイプ等の情報が含まれている。

デザインオブジェクト

オブジェクトを参照ください。

デザインカード

刺繍機のコンピュータで読まれる、コンピュータ化された刺繍デザインを含んだディスク。

デザイン項目

モノグラム(装飾とボーダー含む)を作成する装飾的なデザインコンポーネント。

デザイン情報

デザインにはプロパティがあり、変更できるものとできないものがある。一番重要なデザインプロパティはソース(ネイティブデザイン、ネイティブ以外のアウトライン、処理されたステッチ、ネイティブ以外のステッチ)である。その他のプロパティはソフトウェエアのバージョン番号、ステッチ数などを含む。カラーウェイもデザイン全体のプロパティである。

デザインファイル

「オールインワン」または「アウトライン」ファイルとしても知られるデザインファイルは、オブジェクトのアウトライン、オブジェクトプロパティ、ステッチデータを含むハイレベルのフォーマット。これにはCND、GNC、INP、PCHなどがある。EmbroideryStudioでアウトラインファイルを開くと、対応するステッチタイプ、入力方法、効果が適用される。デザインファイルはステッチの密度や質を変えることなくサイズ変更、変形、アウトラインの変形を行なうことができる。マシンファイルも参照ください。

デジタイザー

通常、デザインをパンチングまたはデジタイズする人のことを指す。またデジタイザーは、デジタイザーによって使用されるデジタイズタブレットも指す。デジタイズタブレットも参照ください。

デジタイザー(デジタイズタブレット)

刺繍デザインの針落ちを描くデジタイザーが使うデザインデバイス。通常オンスクリーンのデジタイズの代用に使用される。通常、鉛筆で描いたデザインを拡大し、タブレットに貼り付ける。その後パックと呼ばれるデバイスを使い、ステッチタイプ、形状、下縫い、実際の針落ちを示す。

デジタイズ

デザインを記号化する処理。イメージを一連の「刺繍オブジェクト」に変換し、CAD/CAMアプリケーションの専門家により読み出しや操作ができるようにする。刺繍機に出力する前に、「ステッチデータ」に変換する。パンチングも参照ください。

デジタイズツール

デジタイズツールは「入力方法」と呼ばれることもある。ドローイングツールに似ているが、結果がベクターオブジェクトではなく、刺繍オブジェクトとなる。デジタイズツールは、いろいろな形状やデザイン項目に対応している。

デジタイズパック

通常はデジタイザーと共に、マウスの代わりにデジタイザーカーソルを使用して基準点をマークし、メニューシートからコマンドを選択する。

デスクトップ

プログラムアイコンが表示される、スクリーンの背景部分を指すMS Windows(R)MS Windowsの専門用語。

デニール

糸の細かさを測定するために使用される単位または重量。9,000メートルの糸のグラム単位の重量に相当。デニールは、糸の撚りの重量、スラッシュ、および糸あたりの撚りの数(120/2Den)で表される。数字が小さいほど糸のサイズが細く、数字が大きいほど糸が重いことを示す。

伝家刺繍

何世代にも渡り、受け継がれていく刺繍製品。

テンショナー

ステッチを形成する際、糸の張りを調整するのに使用するデバイス。

テンション

ステッチを形成する際の糸の張り。上糸の張りとボビン糸の張りは、共に正確に設定される必要がある。適切な張りは、ボビン糸がコラムステッチ上で生地の下面に糸の約3分の1がでている状態が目安。

テンプレート

テンプレートはスタイルと初期設定値を格納している特別なファイル。NORMALテンプレートはソフトウェアに組み込まれており、様々なスタイルがあらかじめ設定されている。必要に応じてこれらのスタイルを変更でき、そのままNORMALテンプレートとして保存することも、ユーザー設定のテンプレートとして保存することもできる。頻繁に同じようなデザインタイプをデジタイズする場合、テンプレートを使用すればプロパティ設定を再調整する時間を節約することができる(例:テンプレートには標準的なオブジェクトやレタリングが含まれているもの)。ここには、好みのステッチ値、レタリングの書体やサイズ、色の設定を現在の設定として保存しておくと良いでしょう。あるいは特別な糸密度、縮み補正や下縫いの設定等を、異なる生地に適する値で保存しておくことも可能。

動作環境

お使いのコンピューターのハードウェアとソフトウェアがサポートしているもの。システムの必要条件は、ソフトウェアのパッケージ、デザインディスクカード、パック、CDや他のコンピューターアクセサリに印刷されている。使用するシステムがサポートできるのかどうかを知る必要があり、メモリーやディスクスペースの追加なしには、新しいソフトウェアに対処できないことがある。

特殊糸

光沢、輝き、玉虫色や太さなどの効果の為にデザインされた糸。大抵糸は、レーヨン、シルケット加工された綿、メタリックやテクスチャード加工されたナイロンなどを含んだ合成繊維物質から作られる。

特殊な埋め縫い

埋め縫いエリア内にレリーフまたはモチーフデザインのある埋め縫い(例:パターンフィル)。

「閉じる」ボタン

ウィンドウまたはアプリケーションを閉じるのに使用する。MS Windows(R)では、タイトルバー右上に「X」マークのある小さな四角で表示されている。

途中に挿入する

ステッチの特定の順序にオブジェクトを作成、または挿入できる。別の単一オブジェクトのステッチ順序の途中にオブジェクトを挿入して、つなぎ糸が長くなるのを防ぐ。

ドッカー

開いていても、オブジェクトを自由に選択することのできるダイアログ。ダイアログ内のコントロールは、選択オブジェクトの数値に合わせてするよう変化する。またオブジェクトが選択されていない時には関連のあるシステム情報を表示する。ダイアログ内で行われた設定の変更は、ダイアログが開いていても適応される。他のダイアログとコマンドは、モードレスダイアログが開いている間でも、開き、使用することができる。

トッピング

コーデュロイやテリー織など、けばのある生地やざらつきのある生地の上に置かれた、あるいは刺繍枠で留められた素材。トッピングは生地の織やけばを埋め、その上にステッチを維持する。プラスティック製のラップや、水溶性のプラスティックホイル、熱を加えることによって消滅する化学作用を起こす、織の粗い生地など様々な素材を含む。フェイシングとしても知られている。当て布も参照ください。

留め縫い

配置とラインカット後に置かれるジグザグステッチで、上縫いが適用される前にアップリケパッチを背景生地に取り付ける。

ドラッグ

マウスの動作。マウスのボタンを押さえたままマウスを移動する。一般的に、画面上で何かを移動させる時に行う。

トラプント

トラプントは一般的に大きく開いた埋め縫いステッチを指し、また背景や大きな形状を埋めることとしても用いられる。EmbroideryStudioでは、効果は、トラベルランニングをオブジェクトの端に作成することで、開いたステッチやゆるいステッチでも見えないようにする。

トラベルランニング

トラベルランニングは、一般的に複合ドローイングのセグメントを繋ぐのに使用される。また隣接したオブジェクトを繋ぐことにも利用できる。ランニングは糸切りをされないため、仕上がりの刺繍で表に見えてしまうこともあり得る。その為、通常ランニングはオブジェクト間のつなぎ糸には使用されない。しかし、オブジェクト同士が接近している場合や、つなぎ糸が上縫いで覆われる場合は、ランニングもつなぎ糸として有効。

トリプルサテン

トリプルサテンは、太目の糸を使用した手縫い風の刺繍を真似たエスニックなデザインによく使用される。太目のステッチが必要な場合は、サテンのステッチが複数回繰り返されるように設定する。

トリプルランニングステッチ

トリプルランニングは、3回(または、それ以上)各ステッチを繰り返し、太目のラインを作成する。これはデザインに輪郭を追加したり、ランニングを引き立たせる場合に使用される。

トリミング/仕上げ

最終的な刺繍製品でほつれた糸のカット、バッキングの除去などの動作。

ドローイングオブジェクト

ベクターオブジェクトを参照ください。

ドローイングパッケージ

個々のベクターオブジェクトからなるベクターグラフィックを編集できるソフトウェアアプリケーション。シャープさを失わずにベクターグラフィックのサイズ変更することができる。ベクターを編集できるプログラム(例 - Adobe Illustrator、MacroMedia FreehandやCorel Drawなど)。グラフィックアプリケーションも参照ください。

ドロップシークイン機能

ドロップシークイン機能はシークインディスペンサーがある刺繍機で使用可能。マシンにシークインを生地に落とすように指示する。

ドロップリスト

シングルラインのダイアログボックスで、選択リストを表示する。

ドングル

安全保護ハードウェアデバイスで、保護されたソフトウェアを作動させる。パラレルポートとUSBポートに取り付けられるものがある。

斜めバックステッチ

このバックステッチでは、後戻りする列は斜めに縫われ、前進する列に直接繋がる。斜めバックステッチはターンする形状に適していて、ぼかしステッチ効果をうまく活かせる。バックステッチも参照ください。

ニードルバー

針を保持し、針がボビンに打ち込まれる距離を調整するバー。

入力方法

デジタイズツールご参照ください。

認識

アウトラインの認識を参照ください。

ネイティブ以外のアウトラインファイル

オリジナルのアウトラインとステッチデータからEmbroideryStudio(または、それに相当するもの)でステッチが生成された、EMB以外のアウトライン(CNDまたはPCH)から読み取られたデザイン。

ネイティブ以外のステッチファイル

ステッチ処理中にはステッチが生成されなかった、ステッチまたは「エクスパンド(拡張)」ファイルから、アウトライン認識と共に(またはなしに)読み出したデザイン。レタリングオブジェクトを追加するなどステッチファイルに変更を加えた場合、そのファイルは取り込まれたステッチが再生成されなくとも、プロセス(処理)されたステッチにステータスが変更されるので注意。

ネイティブデザイン

EmbroideryStudioソフトウェア(または同等)で作成されたデザイン。

ネイティブファイルフォーマット

使用しているアプリケーションの、オリジナルのフォーマットに保存されたデザインのことを「ネイティブファイルフォーマット」という。特定の刺繍機のマシンファイルフォーマットのことも指す。他のフォーマットに保存すると、ノンネイティブフォーマットとなる。

熱転写プリント

熱写紙を使った処理で、商用のプリントデザイン生産に使用される。アイロンや熱圧力で製品に熱で固定する。この処理は印刷と同じカテゴリーに分類される。熱転写をサポートするプリンタには、製品に熱転写する為にイメージは逆にプリントされなくてはならない為、プリンタドライバには大抵自動反転機能が装備されている。直接印刷(DTG)も参照ください。

ネットワーク

刺繍機を、通常モデムやネットワークカードを介して中央コンピューターとディスクドライブシステムに繋ぐこと。コンピューターのグループは、中央コンピューターを介して繋がれる。

ネットワーク上のフォルダの場所

ネットワーク上にあるフォルダの場所で、PC名とフォルダ名を含む(例:\\My PC\EmbroideryMachine1)。

NORMAL(ノーマル)テンプレート

NORMALテンプレートは、ソフトウェアで用意されている初期値を備えたテンプレートで、予め設定されたスタイルと共に、現在のプロパティ設定も含まれる。スタイルには現在のプロパティ設定の様々な設定の組み合わせが含まれる。例えば、<PRESET_SATIN_1>にはサテンステッチの異なるステッチ間隔設定が含まれる。これらの設定はいつでも表示や変更が行える。テンプレートも参照ください。

ノイズを取り除く

スキャンされたイメージで基のイメージの純色ブロックを復元する作業を、「ノイズを取り除く」という。これは1つの純色の中に異なる陰影を合わせて行われる。ノイズを取り除くことはオートデジタイズにとって重要となり、これによりソフトウェアが刺繍オブジェクトとなる純色のブロックを認識しやすくする。また、色のぼやけた部分やまだらな部分も補正される。

ノンデータ機能

「ノンデータステッチ」は業界用語で動きがゼロ(0,0)のステッチを指すが、EmbroideryStudioはマシン機能に関連した意図的なノンデータステッチと、形状の先の尖った部分などで発生する意図的でないノンデータステッチを区別できる。ノンデータ機能はシステムによりマシン機能として処理されるノンデータステッチ。クリーンナップ機能では取り除かれず、ステッチが生成された際やデザインのサイズが変更した際に残る。ノンデータステッチも参照ください。

ノンデータジャンプ

ノンデータジャンプ(0,0)はEmbroideryStudioでマニュアルで針落ちオフでデジタイズし作成する。これにより針が生地を貫通することを防ぎ、マシンがジャンプでデザインを移動するよう指示する。選択したマシンフォーマットで必要な場合、ノンデータステッチまたはノンデータジャンプを使用する。ノンデータステッチも参照ください。

ノンデータステッチ

ノンデータステッチはきつい(長さゼロ)ロックステッチで、ほつれ止め(スタート)とほつれ止め(エンド)と共に/または代わりとして、特に標準のほつれ止め(スタート)とほつれ止め(エンド)では見えてしまう密度の低いステッチで埋め込まれたオブジェクトに使用される。選択したマシンフォーマットで必要な場合、ノンデータステッチまたはノンデータジャンプを使用する。ノンデータジャンプノンデータ機能も参照ください。

ハードウェア

コンピュータの構成部品で、モニター、キーボード、デジタイザー、プリンタ、スキャナー、刺繍機等を含む。

ハードディスク

大量の情報を格納できる装置。通常ディスクはコンピュータの中に固定され、第2のハードディスクを追加できる。ハードディスクに情報を格納すると、削除されるまでそこに残される。要領には限界があるので、ファイルの管理が必要。

背景

EmbroideryStudioでは使用する生地に合わせて、デザインワークスペースの背景の色を変更できる。またはより実際の状態に近づけるために、背景に生地を選択することも可能。背景はカラーウェイで保存される。

配置

刺繍の文字下端上でのレタリングの配置。

配置ライン

ガイドランニングを参照ください。

倍率

このオプションは、ロードする際にCNDデザインを自動的にサイズ変更することができる。例えば、インポートされたデザインを基のデザインの120%にするには、倍率に1.2を入力する。

パターン

デザイン、カード、パンチ、テープ、ディスク等。

パターンアウトライン

モチーフランニングを参照ください。

パターンの配置(ABC)

シフリ刺繍機の中にはリピート部分がデザインファイルに一度だけ保存され、リピート指示のみがマシンに与えられるデザインを読み取ることができるものがある。EmbroideryStudioではパターンの配置を決定し、この機能をサポートする特定のフォーマットに出力できるツールがある。

パッカリング

ステッチによって生地にしわがよること。不適当な密度、ゆるい刺繍枠、バッキングの欠如、不適当な張りや先の鈍い針などに多くの原因がある。

バッキング

当て布としても知られる刺繍されたアイテムや生地の下に置いて使用される織または非織布で、サポートと安定性を与える。バッキングは、アイテムと共に枠にはめられるか、またはマシンのスロートプレートと刺繍枠にはめられた生地の間に置かれる。デザイン内のステッチ数が多いほど、よりしっかりとしたバッキングが必要になる。切り取るタイプ、ちぎるタイプ、洗い流すタイプ(溶性)など様々な重さとタイプがある。刺繍の専門家は織布にはちぎるタイプのものを、ニット素材には切り取るタイプのものを使用する。トッピングも参照ください。

パック

デジタイズパックを参照ください。

バックアップ

データの安全性の為、フロッピーディスクやその他の保存メディアにファイルをコピーすること。通常はコピーを2つ作成し、別の場所に保存する。

バックアップリケ

表の生地が切り取られ現れるその下の生地で、デザイン裏に使用される生地。

バックステッチ

繊細なアウトラインを作成する入力方法。複雑なカーブラインにも綺麗に沿って生成できる。またタタミの埋め縫いで2列ごとに後戻りするステッチのことも指す。標準バックステッチ縁取りバックステッチ斜めバックステッチも参照ください。

バックトラック

ステッチの方向を特定し、バックトラックとリピートを使用してアウトラインを強調することができる。バックトラックは元のステッチと逆方向にステッチを施す。これは通常、ランニングステッチのアウトラインを太くするために使用され、不必要なつなぎ糸は作成されない。リピートはステッチの基準となる方向に2重にステッチを生成し、通常は閉じられた形状に使用される。

バックラム

糊で固めた粗い織物で、ステッチ用に生地を安定させるために使用される。一般的にフロントパネルを直立させるためにキャップに使用される。

パッチ

アップリケで使用される生地。

パッチワーク

キルトなどピースを縫い合わせ大きなピースを形成するもの。

パッチワークブロック

縫い合わされたピースの集合で、通常四角形など規則的な形を形成する。その後縫い合わされキルトを作成する。

バッティング

厚みと質感を持たせるように布の前と後ろパッドの入った生地の層。

鳩目

生地に穴を開け、縁に補強ステッチを施したもの。

パラレルポート

通常はLPT1と呼ばれるコンピュータの接続部で、パラレルポート使用のプリンタケーブルやドングルを差し込む。刺繍機の中には接続にパラレルポートを使用できるものもある。それらはLPT1、LPT2と呼ばれ、パラレルマシンコネクションを設定する際、パラレルポートと必要なプロトコルを選択しマシンの設定を完了させる。

先端に糸を通す穴のある細く小さな鉄で、先端で生地を突き刺す。マシンの針は手縫いの針とは異なり、針の穴は尖った先にある。マシン刺繍の針は、a)厚手の生地や目の詰まった生地用に先の尖った針、b)ニット繊維の間を滑り込む先の丸い針、c)皮に使用されるくさび形の針など、刺繍機には先端が様々な形の針がある。

針イン/針アウト機能

針インと針アウト機能は針落ちを行うかどうかを刺繍機に指示する。針落ちツールを使用すればこれらの機能を自動的に挿入することができる。

針落ち

針インと針アウト機能は針落ちを行うかどうかを刺繍機に指示する。針落ちツールを使用すればこれらの機能を自動的に挿入することができる。

針落ちポイント

デザイン内の針落ちポイントを表示して、例えば編集の為にステッチを選択したり、密度のチェックを行うことができる。

針落ち乱発生値

「針落ち乱発生値」を使用すると、針落ちが規則的なパターンを作ってしまうのを防ぎ、ステッチを形状内に無作為に配分する。針落ち乱発生値をタタミ分割ラインまたはプログラムスプリットに適用する。この効果を使用し、毛、草、葉っぱなどのテクスチャを作成するのに使用できる。

針間隔

針間隔はシフリ刺繍機の隣接した針の間隔を指す。通常の値は27.07mmと27.04mmである。このソフトウェアを使用し、デザインをステッチするマシンのタイプに適切な値を設定または調整することができる。

貼り付け

選択オブジェクトを切り取り、またはコピーしてクリップボードに置かれたオブジェクトを挿入すること。クリップボードから何回でも貼り付けができる。

針番号認識

マシンの中には針番号を認識できるものもあり、針番号はカラーパレットのスロットと対応し、デザインの各色は針番号と対応している。旧マルチニードルマシンは色替え機能に差し掛かると次の針に移動する。どちらにしても刺繍機は正しくステッチできるよう各針に正しい糸色が取り付けられていなければならない。

パンチング

イメージをカードを通して刺繍機が読み込める、コマンドの連続に変換すること。デジタイズも参照ください。

プッシュ-プル

生地にステッチが施される時、針落ち間の糸のテンションは増進し、結果としてプッシュ‐プル効果を発生する。これは縫製されたデザイン中に歪みや乏しいステッチレジストレーション、生地のバンチングの原因となる。歪みの程度は、ステッチ密度、生地の種類、下縫い、裏地の種類、糸の種類、衣類の向きなどの要因によって影響を受ける可能性がある。ステッチの縮みも参照ください。

反転

Y軸とX軸(どちらか)でのオブジェクトの複製。反転されたステッチの位置や方向は、元のステッチの位置への対称軸の場所と方向によって決定される。

パンニング

ウィンドウで現在見ることのできないデザイン部分を表示する際に使用される。

ピーシング

パッチを縫い合わせ、パッチワークのブロックにする作業。

ピクセル

ドット。一定の範囲にピクセルが多いほど、つまりピクセルがより小さく互いに接近しているほど、解像度が高くなる。一定の範囲にピクセルが多いほど(ピクセルがより小さく互いに接近しているほど)解像度が高くなる。

ピクセレーション(ピクセル化)

ビットマップイメージを拡大した時に起こる効果で、個々のピクセルが見てとれる。

ビットマップ

ラスターイメージとしても知られる。ビットマップベクターの「アウトライン」をは対照的に、ドットまたは「ピクセル」からなる電子イメージ。それぞれのピクセルはイメージ中にマップされ、数値の色彩値を持つ。通常、ペイントプログラムで作成されるビットマップには、BMP、JPG、GIF、TIF、PCXなどのファイル拡張子がある。拡大または縮小しても、ベクタードローイングは画質を維持する一方、ビットマップ画像は一般にピクセル化と画像の劣化の問題を引き起こす。ピクセルを参照ください。

標準バックステッチ

このバックステッチの列はほぼ平行に縫われ、前進する列よりも返し縫い(バックステッチ)の列がやや短くなっている。列の長さが異なるため、形状の端に多くの細かいステッチを作らず、生地を傷めてしまうのを防ぐことができる。標準バックステッチは密度の高い埋め込みに適している。バックステッチも参照ください。

標準ラインステッチ

標準ラインステッチでは、デジタイズしたステッチ角度に対して垂直なステッチの列が形状内に渡される。ステッチライン数は一定で、細い部分はラインの間隔が狭く、大きい部分は広くなる。ラインステッチも参照ください。

ファイル

ディスクに保存された特定の関連情報の集まり。ファイルには名前が付けられる。デザインはファイルとして保存される。

ファイルの拡張子

「.BMP」のように、ファイル名の後にドットと3文字がつくもの。拡張子はファイルを特定のタイプとして識別し、特定のアプリケーションで読み込まれる。

ファイル名

拡張子を含んだファイルの名前(例:Cat.BMP)。

フェイシング

トッピングを参照ください。

フォルダー

ディスクに一緒に保存される、ファイルとサブフォルダの集合。ディスクにファイルを整理するための構成の一部。

フォローイング

パンチャーの向上とパンチングの順序の為のガイドとして、デザイナーにより引き伸ばしに引かれた方向。

不具合

ステッチの不具合を参照ください。

複合埋め縫い

大きな形状や複合ドローイング形状に使用される入力方法。オブジェクトのアウトラインをデジタイズするのと同時に中抜きをデザインできる。オブジェクトは複数の範囲に分割されるのではなく、一つの埋め縫いエリアとしてデジタイズされる。そのように作成されたオブジェクトは複合埋め縫いオブジェクトと呼ばれる。

複合ターニング

ターニングステッチで、複雑な形状をデジタイズする際に使用する入力方法。このツールを使って、ほとんどの形状をデジタイズすることができる。マウスの左/右クリックを利用して、アウトラインの輪郭を形成する基準点をマークし、オブジェクトを作成する。形状内の輪郭をデジタイズして、中抜きのある埋め込みオブジェクトを作成できる。

複製

複製の場合は、オブジェクトはクリップボードにコピーされない。クリップボードは別のオブジェクトの「切り取り」、あるいは「コピー」に使用できる。

縁取りバックステッチ

このバックステッチの列はほぼ平行に縫われる。縁沿いバックステッチでは、滑らかで輪郭のくっきりとしたステッチ密度の低い埋め込みを作成できる。縁取りバックステッチは、トラプントスタイルとも呼ばれる。バックステッチも参照ください。

フラギング

針動作においての生地の上下運動。旗を振る動作に似ていることからこの名がつけられた。しばしば製品の不適切な構成により発生する。フラギングは乏しい内容や不出来なステッチ構成、絡み合いを生じる事がある。

フラクションスペース

フラクションスペースはカーブのある形状にステッチを均等に置き、少ないステッチでより質の高い刺繍を生産するのに使用する。フラクションスペースは、きついターン部分のあるサテンステッチを使用しているコラムに特に適している。

ブラックワーク

ブラックワークはその刺繍フォームに伝統的に使用される黒の絹糸にその名が由来。ハンカチーフ、テーブルナプキン、テーブルクロスなど装飾的な製品に使用できる。

ブラットステッチ

シフリ用語で「糸を入れる」。隣接した長いジグザグステッチを作成する。多頭機に適している。サテンステッチも参照ください。

ブランチング

ブランチング機能は、類似したオブジェクトをデジタイズする際に最適なステッチ順序や接合を自動で行う。

ブリング

製品またはテンプレートに配置する装飾オブジェクト。様々なサイズ、形状、色や材質がある。ラインストーンとも呼ばれる。

フリンジ

デザインの縁から垂れ下がったカットされている糸。

フレーム

刺繍機のヘッドの下に生地をしっかりと固定するデバイス。クランプ、バキュームデバイス、マグネット、スプリングなど刺繍を行なっている間に安定性を固定維持する。刺繍枠も参照ください。

フレームアウトの位置

アップリケオブジェクトを刺繍する時は、フレームアウトの位置を設定できる。これにより刺繍枠が針下から移動し、アップリケの配置や切り取り作業がしやすくなる。フレームアウトの設定により、刺繍枠が移動する距離と方向が決定される。

フレンチインチ

シフリマシン(c.27mm)の針を間隔を開けるのに使用される計測方法。針間隔も参照ください。

ブレンド

カラーブレンドを参照ください。

フローティング効果

複合埋め縫いをデジタイズラインに沿ってカーブさせ、流れるようなステッチ効果を作成する。ステッチはデジタイズラインに従ってカーブするが、一貫した糸間隔と針落ちパターンが保たれる。

フロート

デザインの上部に置かれた通常より長いサテンステッチ、またはデザインから針が外れた際にできるあとで取り除くステッチ。

プログラム

コンピュータプログラムまたはアプリケーションで、ワードプロセッサーやデータベースの管理など特定の仕事に使用される。

プログラムスプリット

様々なオブジェクトタイプに適用でき、針落ちでタイル状のパターンを形成する装飾的な埋め縫いステッチ。様々なプリセットパターンが使用できる。

プロセス(処理)されたステッチ

プロセス(処理)によってステッチが生成されたマシン(ステッチ)ファイルから読み込まれたデザイン。

ブロック

キルトトップの基本単位。

フロッピーディスク

 

適応性のあるディスクで、四角いプラスティックのケースに収納されている(例:HD/DD 3.5"フロッピーディスク)。安全の為または使用頻度の少ないデータ用に、情報をオフラインで保存しておける。またパンチングされた刺繍デザイン(マシンファイル)データを、コンピュータから刺繍機へ転送するのにも使用される。

プロトコル

通信プロトコルは、コンピュータと刺繍機間のコネクションタイプ次第である。標準のシリアル、パラレル、serial to parallel converted(DCi)、またはインターフェースカードのいずれかになる。

プロパティ

オブジェクトプロパティを参照ください。

分割ライン

タタミの埋め込みで針落ちをオフセットするための方法。刺繍に針落ちのパターンやテクスチャ効果を作成する「タタミオフセットフラクション」のような機能。

ペーパーテープ

ペーパーテープは刺繍産業で従来使用されてきた記録メディアで、テープのコード処理は、最終的なデザインをステッチフォーマット(デザインをステッチごとに判断)で刺繍機が読み取るのとまったく同じように生成する。現在フロッピーディスクが主流だが、テープは今でも旧型のマシンで使用されている。

ペイントパッケージ

イメージファイルを作成または編集できるソフトウェアアプリケーション。ラインや埋め縫いエリアを作成でき、また同様にペイントブラシ、消しゴム、スプレーペイントツールを使用してイメージをピクセル毎に編集することができる。イメージ編集プログラムの例として、Adobe Photoshop、 Jasc PaintShop Pro、Corel PHOTO-PAINT(R)が挙げられる。グラフィックアプリケーションも参照ください。

ベクターオブジェクト

ベクターオブジェクトはベクターグラフィックから生成され、EmbroideryStudioで作成されるか、インポートされる。EmbroideryStudioでは、これらは刺繍オブジェクトへ、または刺繍オブジェクトに変換可能。他のオブジェクトと同様に、サイズ、位置、変形などの一般的なプロパティを設定できる。ベクターグラフィックも参照ください。

ベクターグラフィック

ラスターイメージとは異なり、ベクターグラフィックはベクターデータを含んでいる。これは幾何学の形状またはラインの集合で、組み合わせてイメージを作成する。このデータはピクセルというよりは数式として記録され、四角形、円、カーブ、多角形などの形状を定義する。これらはCorelDRAW® Graphics Suiteなどのベクターグラフィックプログラムで作成される。ビットマップも参照ください。

ベクターテキスト

CorelDRAW® Graphics Suiteのテキストツールを使用して作成されたテキストオブジェクト。

ベジェカーブ

ベクター形状は、フランスのエンジニアPierre Bézierにより分析された原理により作成される。ベジェ曲線は、一連の3次曲線により生成された形状とセグメントで構成されている。それぞれのセグメントはノードで囲まれており、その湾曲はそれぞれのノードに関連したコントロールポイントの影響を受ける。ノードからコントロールポイントへの移動と方向は、カーブの形状が生成された場所からのパラメーターとなる。

変換ソフトウェア

カードから以外で情報を読み込むプログラムで、刺繍機フォーマットを別のものに変換する。

編集

コンピュータ化された編集プログラムを通して、デザインの状況を変更すること。ほとんどのプログラムでは、デザインの拡大/縮小、ステッチごとまたはブロックごとの編集、デザインとレタリングの合成、デザインの方向移動、デザインの合成、マシンコマンドの挿入や編集を行うことができる。

ペンシルラブ

低予算で刺繍デザインサンプルを製作する方法。トレーシングペーパーをステッチが施される場所に置き、鉛筆で軽くこすり刺繍の跡を作成する。

ボーダー

シングルの閉じたカーブのオブジェクトで、オプションとしてモノグラムに追加することができる。また、キルトの内側に接合して強化する細長い生地も指す。

ポート

データを他の周辺装置に送るためのケーブルを繋ぐ、コンピュータの接続部。周辺機器を繋ぐのに使用されるポートはCOM1、またはLPT1などと呼ばれ、周辺機器がどこに繋がれているかをこの名前で指定できる。

ボーラー

ボーラーは刺繍機に装着する先の尖った器具で、生地に穴をあける。シフリマシンには生地に異なったサイズの穴をあけるボーラーナイフが針ラインの下に組み込まれている。

ボーラー機能

「ボーラー イン/アウト」機能はボーラーが設置されているマシンで利用できる。この機能はマシンに針の代わりにボーリングナイフやツールを使用するように指示する。

ボーラー深度

ボーラー深度を特定する番号を選択できる。Plauenは1がベースで7が中央位置、Saurerは0がベースで中央位置は6。

ボーラー深度機能

ボーラー深度機能はボーリング穴のサイズをコントロールする。ボーラー穴が深いと穴が大きくなる。シフリマシンのボーラー深度は一度に一つの値を変更する。3単位の深度を変更すると3ステッチが自動的に分配される。

ボーリング

刺繍デザインに組み込まれた透かし。先の尖った器具で生地に穴を開け、始末されていない穴の端をステッチでかがる。

ボーリングテンション開始/終了機能

ボーリングテンション機能を参照ください。

ボーリングテンション機能

ボーリングテンション開始/終了機能は刺繍機にボーリング穴をステッチする糸を減らすよう指示する。Hiraoka TNS Einはステップ/ブラットテンションを無効/回復する。

ポインタ

画面の表示の一要素で、様々な形のポインタがある。ポインタはマウスを移動させることによって動き、画面上のものを選択したり、入力ポイントを示したりするのに使用される。また、コンピュータが作業中の時は、入力が不可能なこともポインタで示される。

ポイント

10ポイントが1 mmである測定の値。

ぼかし効果

オブジェクトの縁をぼやかしたり、陰影効果やデザインに毛皮や毛並みの風合いを作成できる。

ぼかしステッチ

この技術は荒い縁を作成し、陰影効果や毛のようなふわふわとした風合いをデザインに与える。

保存

ファイルに(デザイン)情報を格納すること。デザインを保存する度に、そのファイル名の前バージョンを置き換える。デザインは頻繁に保存しておく。

ほつれ止め(エンド)

ほつれ止め(エンド)は通常、糸切りの前に作られ、ステッチが解けるのを防ぐ。つなぎ糸の設定を調整して、一定の条件下で自動的にほつれ止め(エンド)を作成するようにも、あるいはマニュアルで作成するようにもできる。また、糸切り機能を備えているマシンが自動的に糸を切り取るよう、糸切り機能を挿入することもできる。

ほつれ止め(スタート)

ほつれ止め(スタート)はオブジェクトの最初に挿入され、ステッチのほつれを防ぐ。ほつれ止めは形状内の第2ステッチに挿入される。これは通常、1つ前のつなぎ糸が糸切りされた場合に使用される。

ボビン

糸巻きまたはリールで、生地の下側からのステッチを行うボビン糸を保持する。

ボビン糸の長さ

正確なボビン糸の長さを算出できる。初期値(100%)はステッチタイプが入り混じっているデザインに適している。デザインがすべてランニングまたはすべてタタミの場合、更にボビン糸が使用され、この数値は125%まで増加することができる。デザインがすべてサテンステッチの場合、この数値は65%まで減少することができる。

ボンディング

ボンド作用で2つの生地を永久的に接合する。熱接着。

マイターコーナー

スマートコーナーの1種で、2つのコラムが合わさる部分にはっきりとした分け目を作成する。主に75度から90度までのコーナーに使用する。スマートコーナーも参照ください。

マウス

コントロールボタンが備えられている装置。キーボードの横で操作するようにデザインされている。マウスを移動すると、画面上のポインタも移動される。

マジックワンド

イメージでカラーブロックを自動的にデジタイズすることにより、刺繍デザインを作成する技術。

マシン機能

マシン機能は特定の刺繍機のコマンドで、色替え、糸切り、ジャンプ、マシンストップ、針イン/アウト、ボーリング開始/終了を含む。シフリは「ロジカル」と「フィジカル」マシン機能間を区別する。

マシン設定

デザインを刺繍機に送る前に、EmbroideryStudioで刺繍機を設定する必要がある。刺繍機を追加したり、既に設定されている刺繍機の設定を変更、または今後必要でなくなった刺繍機を削除できる。

マシンファイル

マシンまたは「ステッチ」ファイルは低レベルフォーマットで、マシンで直接使用できる。ステッチファイルはステッチ位置とマシン機能のみを含んでいる。マシンファイルは、サイズ変更をした際にステッチは再生成されない為、通常拡大/縮小には向いていない。デザインファイルも参照ください。

マシンフォーマット

刺繍機により、使用する言語は異なる。刺繍機は様々なマシン機能に対する独自の制御コマンドを持っており。デザインを刺繍する前に、これらの機能をマシンが読み取れるフォーマットにしなければならない。一般的なフォーマットには、Barudan、Brother、Fortran、Happy、Marco、Meistergram、Melco、Pfaff、Stellar、Tajima、Toyota、UltramaticとZSKが含まれる。

マシンユニット

「マシンユニット」は刺繍機が実行できる最小のフレーム動作。シフリ機には、Plauen(1/6mmまたは0.1667mm)、Saurer(0.1mm)とhi-resolution WESSの3種類がある。

マニュアルオブジェクト

アウトライン認識なしにステッチフォーマットファイルを開くと、一つの「マニュアル」オブジェクトになる。このオブジェクトは、一連の個々の針落ちポイントから成り、その他とつなぎ糸のプロパティのみ持ち合わせる。マニュアルオブジェクトを変形(サイズ変更、回転、反転)しても、基のステッチ密度は変化しない。

間引きステッチ

不必要に盛り上がったステッチを避ける為に、カーブとコーナーに短めのステッチを配置するデジタイズ技術。

間引きステッチ

形状が鋭いターンを使用すると、形状の内側のステッチ間隔は急速に減少する。これは内側に集積、外側にギャップを生じさせる。ステッチが長いほどこの問題が大きくなる。自動間引きステッチは、糸の集積を排除しこの問題を解決する。刺繍はスムーズで、全体に渡り一定のステッチ間隔を持つようになる。また生産過程で、糸の破損も減少させる。

マルチアップリケ

アップリケオブジェクトの一種で2つ以上のピースからなり、様々な刺繍タイプで縁取りされているもの。

マルチカラーデザイン

2色以上の色を含んだデザイン。シフリマシンのほどんどは自動色替えをサポートしていないので各針や針のグループをアクティブにできない。糸切りは糸かけはオペレーターにより手作業で行なうので、マルチカラーデザインは生産するのに費用がかかる。

マルチヘッドロックステッチマシン

マルチヘッドロックステッチマシンは、水平のフレームを持っており、針は垂直でヘッドにまとめられている。これらは主に個別のアイテムをステッチするのに使用される。(例:バッジや、各ヘッドの下のフレームに取り付けられている個々の刺繍枠に伸ばされた生地)マルチヘッドマシンは最高24のヘッドを持つことができ、それぞれのヘッドには20以上の針をつけることができる。糸替と糸切りは自動的に行われる。ロックステッチマシンも参照ください。

右クリック

マウスの右ボタンを押して離す動作。クリックも参照ください。

密度

ステッチの密度または糸密度を参照ください。

ミラーマージ

ミラーマージ/配列ツールを使用してワッペン等のデザインを縦横の列に指定した数だけ複数作成し、より効率的にステッチを行う。ミラーマージ・反転はデザインの複製と反転を同時に行なう。素早くボーダーを作成したり、複製をハート型などの左右対称のオブジェクトに合成するのに使用する。ミラーマージ・リースは中心点周りにオブジェクトを複製する。万華鏡配列ツールはリースと同様にオブジェクトを複製し、更に反転も行う。

メニューシート

メニューシートはソフトウェアで提供されており、カーソル(またはパック)を使用してデジタイザーから直接コマンドを選択できる。使用前に登録する必要がある。

メニューバー

メニューバーには、コマンドのドロップダウンメニューが含まれる。同じコマンドのものの中は、ツールバーで利用できるものもある。

メモリ

コンピューターのシステム内の場所で、作業中の情報を保存する。メモリに情報を保存せずに終了すると、情報は失われる。

モーダルダイアログ

開いていると、他のコントロールやオブジェクトの選択ができないダイアログ。ダイアログ内で行われた設定の変更は、ダイアログを閉じないと効果がでない。

文字

モノグラムを作成するイニシャルまたは名前。書体の文字。

文字間隔

隣接した文字間の間隔。

モチーフ

ハート型や葉っぱ、ボーダーパターンなどの予め設定されたデザイン項目で、デザインにすぐに挿入することができる。モチーフは1つまたは複数のシンプルなオブジェクトから成り、特殊なモチーフのセットに保管される。

モチーフセット

モチーフは「モチーフセット」に保管されており、2種類ある。一方のモチーフセットには、前進列/後進列の両方に同じパターンを適用する埋め縫い用のシングルモチーフが含まれており、もう一方は前進列/後進列の補足的なパターンを使用する2パートモチーフを用いて使用するように設定されている。自分でモチーフセットを定義し、作品を整頓したり分類できる。

モチーフフィル

装飾的な埋め縫いステッチで大きな形状を埋めることができる。使用するソフトウェアの機能にもよるが、特殊な3D効果を作成することもできる。

モチーフランニング

デジタイズラインに沿って、連結したモチーフ。リスト内のモチーフを使用して、装飾的なアウトラインを作成することができる。

モデム

   電信で情報をコンピュータからコンピュータに送信する装置。

モニター

コンピューターから情報を受け取り、表示するデバイスを意味する。モニターとディスプレイは同じ意味で使用される。デジタイズ用語ではデジタイズやステッチの進行状況をステッチごとに追跡できる場所を指す。

モニター画面の調整

デザインを実寸表示にした時に、実際のサイズで表示されるように、ディスプレイモニターの目盛りを設定する必要がある。EmbroideryStudioをインストールした際、またモニターを変更した時やモニターの縦/横のコントロールを調整した際に行う必要がある。

モノグラム

1つまたは複数の文字を組合わせた刺繍デザイン。名前のイニシャルが一般的。ボーダーやデザインからも構成可能で、服やキャップ、ハンカチなどのアイテムに持ち主の印をつけることもできる。

模様ステッチ

タタミステッチを参照ください。

ユーザースプリット

ユーザースプリットは「スプリットライン」と呼ばれるデジタイズした針落ちのラインで、埋め縫いオブジェクトに詳細を追加する。スプリットラインはオブジェクトプロパティとして保存される。異なるステッチタイプを適用するなどして、ステッチが再生成されても、スプリットラインは維持される。

ユーザー設定

糸色をファイルのストップコードごとに割り当てることができる。その為ファイルを開く前に、針番号に関する情報を含んでいないデザインに、カラーコードを割り当てることができる。

ユーザー設定書体

ユーザー設定書体はデジタイズした文字、数字、シンボルで構成される。

ユーザー設定デザイン

イメージをデジタイズ、または既存のパターンを操作することによって作成されるデザイン。

ラインステッチ

ラインステッチは曲線のステッチで埋め込むステッチタイプで、ステッチは形状の輪郭に沿い、曲線で目の粗い陰影効果を作成する。これはコラム状の形状でのみ機能する。標準と渦巻の2種類があり、コラムA,コラムB,コラムCまたはリングオブジェクトに適用できる。標準ラインステッチはサークルオブジェクトにも適用可能。

ラインストーン

ブリングを参照ください。

ラインストーンテンプレート

ラインストーンの転送の作成の為ラインストーンを配置するデザインレイアウト。これはカッターなどから作成されるものである。

ラインストーンの転送

Tシャツなどの最終的な製品に熱転写するラインストーンデザイン。

ラスターイメージ

ビットマップを参照ください。

読み込み

デザインカード、またはマシンに書き込まれたデザインを開くこと。

ランニングステッチ

ランニングステッチ(ウォーキングステッチとしても知られる)は、デジタイズされたラインに沿った1層のステッチの列を配置する。針落ちは連続した順番で配置される。一般的にランニングは、アウトラインのステッチとつなぎ糸のステッチに使用される。ランニングステッチ長は、きついカーブにならい自動的に変化する。

ランニング長の調整効果

ソフトウェアは、ランニング長の調整効果オプションの設定により、各ステッチに対し最も適した長さを自動的に計算できる。コードギャップ値は、ステッチがどれだけ綿密にデジタイズラインに従うかを制御する。

リーダー/ライター

デザインカードからの読み込み/書き込みを行うための装置。カードは代理店から、またはネット上のデザイナーから購入可。カードはデザインを保持できる他、読み取り/書き込みをするために空にすることができる。刺繍機に取り付けられた刺繍モジュールに挿入する。リーダー/ライターを使用すると、PCとマシンを別々の場所へ置いておける。

リストボックス

選択の項目を表示するのに開く、単一行のダイアログ。

リピート

レイアウトは規則的な間隔でリピートされるエンブレムや生地デザインに使用される。デザインのリピートはデザインがリピートするポイントで針の間隔によって定義される。

ループ

刺繍の表面にあるループは、一般的に上部のテンションが弱いかテンション調整に問題がある。通常プリエステルの上糸のテンション調整が適切でない場合に発生する。

ループステッチ

サガラタイプのステッチ。サガラを参照ください。

レースワーク

レースワークは生地の全体に刺繍を施す糸の使用を伴う。主に婦人服や家着の装飾に使用される。一般的にボーリングが使用される。シフリマシンのアプリケーションが最も広く使用されている。

レタリング

文字または単語を使用した刺繍。レタリングは付属の書体やスタイルから作成され、サイズ、高さ、間隔などを変更することができる。

レタリング枠

レタリングオブジェクトに扇型、アーチ状、引き伸ばしといった特殊効果を施す。

ロールオーバー

縫い続けるよう生地が垂直にシフト(緩むまたはリセット)するポイント。長い生地のシフリマシンで一般的。

ロゴ

名前、シンボルまたは会社や団体のトレードマーク。ロゴタイプの省略形。

ロックステッチ

通常ロックダウンステッチまたは留めステッチとも呼ばれ、ロックステッチは少なくとも10ポイント動作の3つまたは4つの連続したステッチから形成される。デザイン中のすべてのコラムや埋め縫いの後、また項目の後の色替えやデザインの後のジャンプステッチが続く場所に使用される。三角形、スター、真っ直ぐなラインでステッチされる場合がある。コンピュータ化された刺繍機同様、家庭用マシンのフックと針によって形成されるステッチタイプの名前でもある。

ロックステッチマシン

シフトと多頭式マシンは共にロックステッチマシンで、家庭用マシンと同じ方法でステッチを形成する。ロックステッチは上糸と下糸を使用し、上糸は針で、下糸はボビンで稼動する。下糸が上糸を「ロック」することから、名前がつけられた。多頭式ロックステッチマシンも参照ください。

ワイアレスアクセスポイント(WAP)

ワイアレスアクセスポイントまたは「WAP」は、ワイアレスが使用できるデバイスと有線ネットワークを接続可能にする、ローカルエリアネットワーク上のハードウェアデバイス