カラーフォトステッチでオートデジタイズする

ColorPhotoStitch00046.png 

オートデジタイズツール>カラーフォトステッチを使用し、写真やビットマップイメージをマルチカラーの刺繍に変換します。

CropCurve00047.png 

オートデジタイズ>ビットマップをトリミングを使用し、オートデジタイズに使用するビットマップイメージを切り取ります。

カラーフォトステッチで写真などのイメージから刺繍を作成します。フォトフラッシュコーラルフォトステッチは単一の色でデザインを生成しますが、カラーフォトステッチは様々な糸色で多彩なステッチを生成します。しかし両機能ともに写真を使用し、最小限の色/糸で、最小限のステッチ数と糸切りで最高の結果を得ることを目標にしています。

カラーフォトステッチでオートデジタイズするには

1使用したい写真をスキャンするか、挿入します。対象がはっきりとしていて、コントラストの強いイメージを使用すると、よい結果が得られます。詳細はビットマップイメージを呼び出すをご覧ください。

ColorPhotoStitch1.png

 

2イメージを希望のサイズに拡大/縮小します。400mm(16インチ)が上限です。詳細はイメージをオートデジタイズ用に準備するをご覧ください。

3イメージが選択されている状態でカラーフォトステッチをクリックします。カラーフォトステッチが写真を分析し、イメージの色をもとに糸色リストを生成します。ダイアログでは、色とステッチ設定をインタラクティブにコントロールすることができます。

ColorPhotoStitch100050.png

 

4プレビューパネルをチェックします。ズームボタンでイメージのプレビューの詳細を確認します。またはマウスのホイールでズームイン/アウトをすることもできます。

automatic_photos00053.png

 

5プレビューを使用し、ダイアログを閉じずに一時的にステッチを生成します。必要に応じてダイアログを移動し、デザインウィンドウで結果をプレビューします。イメージはプレビュー時は見えません。

ColorPhotoStitch2.png

 

イメージ設定を調整するには

ColorPhotoStitch100058.png

 

参考 両機能ともに写真を使用し、、最小限の色/糸、ステッチ数、糸切りで最高の結果を得ることを目標にしています。よい結果を出せる糸色の数にはある限度があり、色数が多ければ多いほどより鮮明なデザインが作成できるわけではありません。

ColorPhotoStitch3.png

 

オプション

機能

セピア

セピアは写真用語では茶褐色の昔風の写真を意味します。かつて写真を現像する際にイカ墨(セピア)から作られた顔料を用いたことに由来します。

グレー

グレースケールイメージはグレーの色調(黒から白)だけで構成されたものです。

ColorPhotoStitch300063.png

 

ColorMatchingMethod.png

 

参考 もとのビットマップに最も近い色に割り当てるには、初期設定の「ビットマップの色をカラーパレットに追加」設定のままにします。デザインを作成したら、生産前に各色の糸を選択することができます。

参考 糸色の割り当てをどのように扱うかを定義する、色の割り当て方法をプリセットすることができます。方法は同じです。詳細はビットマップイメージを呼び出すをご覧ください。

ColorPhotoStitch4.png

 

関連項目

ステッチ設定を調整するには

automatic_photos00070.png

 

これらのフィールドに関連する特定のワークフローはありません。以下のテーブルには各機能が要約されています。プレビューと組み合わせて値をテストし、満足する結果を得ましょう。

フィールド

機能

ステッチ長/
最小ステッチ長

カラーフォトステッチの色ブロックは、ランニングステッチで構成されています。デザイン内で許容される最小/最大ステッチ長は、針落ちポイント間によって外側の制限を決定します。一般的に、長さが短いほどカーブはスムーズになりますが、その代わりステッチ数は増加します。

間隔

値が小さいほどステッチの密度は高くなります。開いたステッチの作成には大きめの値を使用します。

範囲

この設定は全体のステッチ密度に影響します。パーセンテージが低いと、覆う密度は低くなります。

カラーブレンド

この設定は色のオーバーラップ範囲に影響します。この値を増加させると、一般的に色ブロックの間隔が大きくなります。

鮮明度

この設定はイメージの詳細のシャープさに影響します。一般的にこの値を減少すると、イメージの解像度が向上しますう。

糸きり 
次のつなぎ糸

次のつなぎ糸が指定したステッチ長を超えた場合に、糸切りが挿入されます。

糸切り数

この設定はデザイン中の糸切りとほつれ止め(エンド)の数に影響します。糸切り数は、糸切りの長さと糸切りの割り合いの設定を増加させることにより減少しますが、つなぎ糸の数は増えます。

ColorPhotoStitch5.png

 

ColorPhotoStitch6.png

 

メモ 範囲コラムのフィールドをダブルクリックして、各糸の範囲をさらに調整することができます。異なる値を設定し、前景の詳細を増やしたり、背景色を減らしたりできます。

ColorPhotoStitch7.png

 

ColorPhotoStitch8.png

 

参考 ステッチ長とステッチ間隔を増やし、全体および個々の範囲の%設定を増やすことでステッチ数を減らすことができます。

ColorPhotoStitch9.png

 

メモ ステッチ数と糸切り数は、カラーフォトステッチダイアログを閉じた後にのみ確認することができます。同じデザインウィンドウにいる間は、現在の設定は糸範囲を除いて保持されます。これにより初期値の100%に戻ります。カラーフォトステッチダイアログに戻りたい場合は、これらの設定に注意してください。

結果を確認するには

注意 大きなイメージを処理した後に、デザインのサイズを縮小したい場合は注意が必要です。ステッチ同士が近すぎて集中し、針が折れることがあります。

ColorPhotoStitch10.png

 

満足な結果を得ることができなかった場合は元に戻すをクリックして、再施行します。別の設定を試してみましょう。それでも結果に満足いかない場合は、イメージをPHOTO-PAINT等で編集する必要があるでしょう。

ColorPhotoStitch11.png

 

ColorPhotoStitch12.png

 

ColorPhotoStitch13.png

 

ColorPhotoStitch14.png

 

ColorPhotoStitch15.png

 

ヒント

ColorPSKeepsakeSample.png

 

ColorPSCommercialSample.png

 

関連項目