ターンステッチでは、プリセットは選択した書体の特性(例:セリフ体またはサンセリフ体か、またはブロック体か筆記体かなど)に従い、自動的に調整されます。プリセットに満足しない場合は、以下の設定を行ってみましょう。
参考 推奨値に戻りたい場合は、推奨値をクリックします。
最後のステッチ角度に合わせるチェックボックスを選択すると、一画の最後の部分でステッチ角度を平行に保てます。このオプションが適用される部分では、コーナー検出角度とコーナーフラクションは無効となります。
通常、画のステッチ角度は画に対して垂直となるべきですが、K、X、Yといったような傾斜した画を持つ文字は例外となります。このような場合、ステッチの角度を画の最後に対して平行にする方が良いでしょう。
セリフ書体を変換する場合、ヒゲ飾り部分を分割チェックボックスを選択します。
このオプションではセリフは個別の画として作成されるため、セリフの幅が0.8mm以上の大きなレタリングで使用したほうが良いでしょう。
角度処理チェックボックスを選択して、鋭角な角度にキャップ処理を適用します。この効果はスマートコーナーと似ていて、AやVように画が尖っている場合に、その角を分割するかキャップ処理を施します。
以下の設定でコーナーを微調整できます。
コーナー検出角度で、文字のコーナーを識別する角度を指定します。これは小さな文字をはっきりさせるのに重要となりますが、EmbroideryStudioではステッチの角度が滑らかになるよう、必要な個所で自動的にステッチ角度が挿入されます。これは一般的に形状の幅や方向が大きく変わる所で発生します。
コーナーフラクションは、コーナーにフラクションスペースを指定します。これはコーナー、形状の端、または形状の幅や曲率が大きく変化する箇所で、ステッチ角度を滑らかにするのに使用されます。
オーバーラップ作成チェックボックスを選択して、セグメント間に割れ目が作成されるのを防ぎます。T字型接合点とO字型接合点フィールドで数値を設定して、オーバーラップを微調整できます。