ビーズの固定方法に関する考慮事項

固定スタイルはデバイスタイプとは関連しません。ビーズは常に同じ方法で落とされます。固定ステッチはビーズの方向をコントロールします。しかしマシンとディスペンサーによって、それぞれ独自の生産上の必要事項と特異性があります。

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ビーズ制作vsシークイン制作

ビーズ制作はシークイン制作よりも注意深く行う必要があります。シークインデバイスにも同様の問題がありましたが、様々な種類の固定タイプでも早いスピードで処理できるようになりました。またシークイン素材はより扱いやすく、針が貫通しても、通常深刻な問題にはなりません。ビーズ工業生産の最小操作スピードは800rpm以上です。高速で起こる一般的な問題は:

3ビーズを失う

3ビーズが壊れる

3針が折れる

高速生産でテストする

高速で確実に動作できるよう、ソフトウェアに付属の固定タイプを変更または微調整する必要がある場合があります。これにはマシンでのテストも含まれます。EmbroideryStudioの固定ステッチは、自動的にビーズのサイズに適用するので、各ビーズタイプは個々にテストする必要があります。一般的に、ビーズ制作は600rpmほどの低速でマシンを起動すると安定します。このスピードはテストに適しています。

考えられる一般的な状況は:

3ビーズ刺繍デザインを作成する

3低速でサンプルを作る

3費用を計算する為に、通常の生産スピードでテストする

3ビーズの縫い付けが高速スピードでも行えるかテストする(例:ビーズが飛ぶ、破損するなどないか)

3ビーズの固定ステッチを調整し、再度テストする

ビーズの固定方法を編集するオプション

EmbroideryStudioで利用可能なビーズに関するオプション:

3オブジェクトプロパティで固定ステッチを変更または微調整します。
テスト事項:

3他の固定ステッチタイプを試す

3自動及び固定ステッチの間隔をテストする

3マージン設定を変更する

3ビーズ編集ツールで、ビーズの固定ステッチを編集します。

3マニュアルビーズツールで、ビーズの落ちをデジタイズします。

3機能を挿入機能で、ビーズを挿入します。

3独自のビーズの固定ステッチを作成し、カスタムモチーフとして保存します。