コイルステッチ

コイルステッチはサテンと似ており、ほとんどの閉じたオブジェクトをデジタイズする入力方法での使用に適しています。ステッチは渦巻きで生成されます。

コイルステッチ

Coil00140.png 

アウトラインステッチタイプ>コイルを使用し、開いたコイル状のステッチで一定幅のボーダーやコラムを作成します。右クリックし設定を調整します。

Coil00141.png 

埋め縫いステッチタイプ>コイルを使用し、各ステッチがコラムの幅を渡る幅の狭い形状やコラムをステッチします。右クリックし設定を調整します。

コイル埋め縫いは、各ステッチがコラムの幅を渡る幅の狭い形状やコラムに適しています。開いたステッチで領域を埋めることができる便利な方法です。ステッチはカーブしたラインに沿って生成され、コイルは幅が異なる場所でも一定の長さのステッチを生成します。簡単に糸がほどけない滑らかな仕上がりになります。コイルは通常コラムAコラムBコラムCで作成されたオブジェクトに適用します。

specialty00142.png

 

コイル設定のステッチ長、コイルの間隔、幅は調整することができます。

coil2.png

 

コラムA/Bオブジェクトは幅が可変のコイルステッチと共に使用できますが、複合埋め縫いオブジェクトは中抜きコイルが初期設定になっています。

VariableCoilStitching.png

 

同様にコラムCオブジェクトは、幅が可変のステッチと使用します。

VariableCoilColumnC.png

 

中抜きコイルステッチ

IslandCoil.png 

埋め縫いステッチタイプ>中抜きコイルを使用し、円を描くような手縫いのサガラ刺繍を真似た同心のコイル状のステッチで、大きなオブジェクトを埋めます。右クリックし設定を調整します。

中抜きコイルは、大きな閉じた領域に使用します。これは複雑な形状に円を描く様な手縫いのサガラ刺繍を真似た、同心円のコイルステッチの列で埋め縫いを作成します。サガラでは、ループ状のループステッチと共によく使用されます。このステッチタイプではステッチ角度は効果を成しません。

IslandCoilFillSamples.png

 

中抜きコイルのステッチ長やコイルの幅、間隔、高さ、オーバーラップなどの設定は、調整することができます。

ISLAND2.png

 

3間隔と幅の値を調整し、開いたまたは密なサガラの外観を作成します。幅はコイルの間隔の値に対するパーセンテージで設定します。値が小さいほど、コイルの巻きがきつくなります。

3必要に応じて、コイルの高さを調整します。サガラ刺繍では、この値がループのサイズに影響します。

3必要に応じて、コイルのオーバーラップを調整します。これによりループ間隔をコントロールし、埋め縫いの密度をコントロールします。