マシンの機能

マシンの機能はマシンにより大きく異なります。シングルのシークインデバイスしか対応できないマシンもあれば、これらのデバイスは最初か最後の針(両方の場合もあり)に取り付けられます。ツインシークインデバイスに対応できるものもあります。これらは最初と最後の針に取り付けられます。最近のマシンでは、マルチシークインデバイスを扱えるものもあります。これらはステッチ中に一度に1つずつ、連続してシークインを落とすことができます。複数のシークインを重ねて落として単一の固定ステッチで留める、「スタックシークイン」を行えるものもあります。

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まとめると、主なシークインデバイスの構成には次のものが含まれます。

メモ 最近ではシークインとサガラ、ビーズ、コード刺繍などを組み合わせたマルチデコレーションに対応しているマシンが増えています。

シングルシークインvsツインシークイン

シングルとツインの構成は、シークイン生産で今でも最も一般的に使用されています。それでも様々な構成やデザインタイプも可能となっています。

環境設定

デザインタイプ

一本の針にシングルシークインデバイス

一番シンプルな設定で、シングルシークインフィル、ランニング、個々のシークインドロップを含んだデザインを生成できます。

2本の針にシングルシークインデバイス

通常最初と最後の針に取り付けられます。二種類のシングルシークインフィル、ランニング、個々のシークインドロップを含んだデザインを生成できます。

一本の針にツインシークインデバイス

この設定では、ツインシークインランニングとフィルを含めることができます。設定によっては(Dahao)ツインスタック(重ね置き)が可能なものもあります。

2本の針にツインシークインデバイス

この設定では、二種類のツインシークインランニングとフィルを含めることができます。設定によってはツインスタック(重ね置き)が可能なものもあります。

一本の針にダブルツインシークインデバイス

この設定では、二種類のツインシークインまたはクアッド(4つ)ランニングとフィル、ツインまたはクアッドスタック(重ね置き)を含めることができます。

メモ シングルシークインデバイスと、シングルツインシークインデバイスとでできるデザイン作業は異なります。ツインシングルシークイン設定は、いずれかのシークインをランニングとフィルを含めることができますが、同じランニングやフィルの中に一緒に含めることはできません。