シークインツールを使用する前に、適切なマシンフォーマットを選択する必要があります。シークインに対応しているするマシンフォーマットには、Barudan FDR-3、Dahao、タジマTBF、SWFツインシークインがあります。この種類の装飾に対応しているかは、お使いのマシンの説明書を確認してください。
メモ シークイン機能のないマシンフォーマットでもシークインパレットは表示されますが、シークインオブジェクトを作成しようとすると、シークインは落とされずに固定ステッチのみデジタイズされます。
EmbroideryStudioは、マルチシークインデバイスが使用できるDahaoマシンフォーマットに対応しています。デバイスごとに最大8種類のシークインを定義することができます。Dahaoコントローラーは多くの中国製マシンで使用されています。
Dahaoをマシンタイプに選択すると、DahaoマルチシークインDSTファイルフォーマットが出力時に利用可能になります。Dahaoのマルチシークインのルールに従い、ドロップシークイン機能が挿入されます。
Dahaoが使用するマルチシークインを落とす際の実際の定義付けは:ジャンプ一つはシークインAを落とす、同じ場所にジャンプ二つはシークインBを落とす、ジャンプ三回はシークインCを落とす、などです。
Dahaoのコントロールパネルには、このエンコーディングを解釈するプロトコルが含まれています。一方でタジマ機は、DSTファイルの仕様に厳密に従います。すなわち、シークインを落とすごとに1ジャンプです。
メモ Dahaoコントローラーは 特定のシークインデバイスの機能に従い設定されます。デジタイザーはデバイスの性能(例:シークインの重ね置きができるなど)を知っておく必要があります。