刺繍ファイルが「デザイン(アウトライン)」か「マシン(ステッチ)」に分類されるのに対し、EmbroideryStudioの内部ではファイルはネイティブデザイン(A)、EMB以外のアウトラインファイル(B)、プロセス(処理)されたステッチファイル(C)、EMB以外のステッチファイル(D)の4種類の中のどれかに分類されます。
グレード |
詳細 |
A |
EmbroideryStudioまたは同等のソフトウェアで作成された純正刺繍ファイル。これらのファイルにはオブジェクト、アウトライン、ステッチが含まれます。 |
B |
GNCなどのアウトラインフォーマットから読み出され、ART/EMB/JANフォーマットで保存されたデザイン。EmbroideryStudioで直接読み取れないデザインだが、一旦変換されるとグレードBデザインとして扱われます。 |
C |
マシンファイル(EXP、DST、PESなど)から読み出した、ステッチがオブジェクトに変換したデザイン。 |
D |
マシンファイルから読み出した、ステッチがオブジェクトに変換されていないデザイン。 |
WilcomのEMBデザインやART、JANファイルはすべて「グレードA」刺繍フォーマットで、EmbroideryStudioで読み出し/書き込みができます。グレードAファイルはオブジェクトのアウトライン、ステッチ、糸色、サムネイルイメージ、コメントなどのデザイン情報をすべて含んでいます。刺繍ファイルにはその他3つのグレードがあります。グレードAファイルのみが100%完璧にサイズ変更や変形を行うことができます。
メモ デザインファイルのソースに関する情報は、デザイン情報ドッカーを参照ください。